進研ゼミとスタディサプリはどっち?中学生向けに料金・使い方・続けやすさを比較
どちらにしようか、迷いますよね。
毎月払うお金のことですし、申し込んだあとに「やっぱり合わなかった」となるのは避けたいところです。
お子さんに「どっちがいい?」と聞いても、「どっちでもいい」で終わってしまうこともあります。
できることなら、料金に見合っていて、家でちゃんと使える教材を選びたいですよね。
料金だけなら、どちらが安いかはすぐ分かります。
2026年4月号から12か月分を一括で払う場合、進研ゼミは中1で月あたり7,140円。
スタディサプリはWeb申込の12か月一括払いで月あたり1,815円です。月に5,000円以上の差があります。
でも、実際に続けられるかは料金表では分かりません。
安い方を選んでも3か月後にほとんど使わなくなったら、その料金ももったいないですよね。
高い方を選んでも、質問や添削を使わないなら、せっかくのサポートを使わないまま終わってもったいない気がします。
私は塾長として20年以上、中学生の家庭学習や定期テスト、高校受験を見てきました。自分の子どもたちも、小学生から高校受験まで進研ゼミを使っていました。
進研ゼミはいい教材です。ただ、きょうだいでも使い方や合う教材は同じではありませんでした。今になって、いろいろな教材を調べたり試したりしてみると、進研ゼミよりスタディサプリやほかの家庭教材の方が合っていた子どももいたと思います。
もし、保護者の方から「進研ゼミとスタディサプリのどっちがいいですか?」と聞かれたとしたら、私ならまず家で、一人でちゃんと勉強を進められているかどうかからお話をお伺いしたいです。
たとえば、自分で「今日は数学をやろう」と予定を決められて、映像授業のあとに復習の問題までちゃんと解けるなら、スタディサプリのシンプルさが合うと思います。
反対に、「何から始めればいいか迷う」「分からない問題を講師や先生に聞きたい」「自分で解いた答えを添削してほしい」という場合は、進研ゼミのサポートを使うのがおすすめです。
ちなみに、進研ゼミで「何から取り組むか」が画面に表示されるのは、進研ゼミの中でもタブレット中心の「ハイブリッドスタイル」です。
紙のテキスト中心の進研ゼミ・「オリジナルスタイル」は、自分で学習計画を立てて、自分で勉強を進めます。
さらに、ここから先は、「どっちの教材が合うかな?」と、生徒ご自身やお子さんの性格や学習習慣を思いながら読み進めてみてください。
教材それぞれの料金、分からない問題が出たときの質問について、定期テスト対策、高校受験対策などの情報を、各ご家庭の学習状況に置きかえると違いがはっきりしてきます。
そして最後には、今はどちらの教材も増やさない方がよい場合も書いています。教材を申し込む前に、ここも知っておいてほしいところです。
こんなところで迷っていませんか?
- 安いスタディサプリだけで、本当に足りる?
- 進研ゼミの学習予定・質問・添削は、うちでも使う?
- 学校ワークと通信教育を両方できる?
- 定期テストや高校受験では、どこまで差が出る?
- 途中で合わなかったとき、料金はどうなる?
この5つ、家での勉強を思い浮かべながら、順番に一緒に考えてみましょう。
進研ゼミとスタディサプリの大きな違い
「月1,815円のスタディサプリと、月7,000円台の進研ゼミ。こんなに料金が違うのはなぜ?」と思いますよね。
まず知っておきたいのは、授業動画と問題演習を中心に進めるならスタディサプリ、それらに加えて、学習予定・質問・添削まで使うなら進研ゼミという違いです。
つまり、学習予定や質問、添削などのサポートまで付いているのが進研ゼミ、授業動画と問題演習を中心にしたシンプルな教材がスタディサプリです。これらのサポートが必要かどうかで、選び方が変わってきます。
次にそれぞれの教材の比較をしますね。
2026年度の進研ゼミには、タブレット中心の「ハイブリッドスタイル」と、紙のテキスト中心の「オリジナルスタイル」があります。
スタディサプリは、中学生向けの基本プラン「ベーシックコース」を基準にして比較しています。
下の料金は、進研ゼミは2026年4月号から12か月分一括払いで受講した場合、スタディサプリはWebサイトから12か月一括払いで申し込んだ場合の月あたりです。
| 比較すること | 進研ゼミ中学講座 | スタディサプリ中学講座 |
|---|---|---|
| 料金 | 中1・中2:月7,140円相当 中3:月7,190円相当 |
月1,815円相当 |
| 今日やる内容 | タブレット中心の「ハイブリッドスタイル」は、AI(コンピューターが取り組む内容を選ぶ仕組み)が学習スケジュールを作成。紙のテキスト中心の「オリジナルスタイル」は、自分で計画を立てて進める | 「ミッション」(優先して取り組む講座を知らせる表示)で、取り組む講座が分かる。勉強する時間は自分で決める |
| 定期テスト | 実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術・家庭)を含む9教科に対応 | 映像授業は主要5教科。演習は実技4教科を含む9教科に対応 |
| 分からないとき | AIへの質問、アドバイザー(進研ゼミの講師)への5教科質問、勉強法相談あり | ベーシックコース(スタディサプリ中学講座の基本のコース)の公式案内に、講師への教科質問サービスの記載はない |
| 添削 | 2026年度は「赤ペン先生」による記述添削あり | 中学生向け基本プラン「ベーシックコース」の公式案内に、講師による答案添削の記載はない |
| 高校受験 | 志望校レベル別・都道府県別の対策、合格可能性判定模試など | 標準~難関レベルの公立高校入試向け。私立高校入試や一部の公立高校独自問題などは対象外 |
| 保護者向け機能 | 保護者向けサイトやメールなどで学習状況が分かる | 「まなレポ」(保護者向けの学習レポート)で、学習時間・内容・正答率などが分かる |
| 使う端末 | ハイブリッドスタイルは進研ゼミの専用タブレット、オリジナルスタイルは紙のテキスト中心 | 自分のスマートフォン・タブレット・パソコン |
| 無料で試せるもの | 無料体験教材・資料を郵送で請求できる | 「ベーシックコース」を14日間無料で使える条件あり |
料金差の中には、学習予定・質問・添削まで含まれている
進研ゼミの料金には、問題演習だけではなく、学習予定、質問、添削といったサポートも含まれています。
たとえば2026年度のハイブリッドスタイルなら、AIで毎月の学習予定が作成され、タブレットには取り組む内容が表示されます。
分からない問題ではAIへの質問やアドバイザー(進研ゼミの講師)への5教科質問が使え、勉強の進め方そのものを相談するサービスもあります。
さらに2026年度は、赤ペン先生が答案を添削する「赤ペン先生の記述力アップ添削問題」もあります。
「何をやるか決めるところから一人だと難しい」「アドバイザーにも質問したい」という中学生なら、このサービスを使うメリットは高いでしょう。
ただし、進研ゼミなら全部お任せというわけではありません。紙のテキスト中心のオリジナルスタイルは、自分で学習計画を立てて進めます。
進研ゼミの中でも、タブレット中心か紙中心かで、家での勉強の進め方は異なります。
スタディサプリは安い。その代わり、自分で進める部分が多い
スタディサプリは、Webから12か月一括払いで申し込む場合、月あたり1,815円です。この価格差は大きいですよね。
映像授業は主要5教科、問題演習は実技4教科を含む9教科に対応しています。「ミッション」には、優先して取り組む講座も表示されます。
ただし、「19時から数学をやる」「昨日できなかった分を土曜日に回す」といった時間の使い方は自分で決める必要があります。
授業動画のあとに、自分で問題を解き、間違えたところをやり直し、学校ワークにもちゃんと取り組めるなら、スタディサプリの安さはかなり魅力的です。
反対に、いつ何を勉強したらいいかわからない、授業動画を見るだけで、勉強が終わってしまうなら、料金が安くても十分には使いこなせていないかもしれません。
2027年度の進研ゼミについて
ここまで何度も「2026年度」と書いているので、「なぜわざわざ2026年度と書くの?」と思った方もいるかもしれません。それには理由があるんです。
実は、進研ゼミ中学講座は、2027年4月号から大きく変わります。
現在のハイブリッドスタイル(タブレット中心)は「スタンダードコース」、オリジナルスタイル(紙のテキスト中心)は「オリジナルコース」という名前に変わります。
料金や端末、添削の内容も変わります。
現在の小6・中1・中2は、この記事後半の2027年度の変更も読んでみてくださいね。
進研ゼミが気になる!無料体験教材や資料を取り寄せたい!
「進研ゼミは気になるけれど、まだ決めきれない」という場合は、無料体験教材や資料で中身を確かめてみるのも一つです。
進研ゼミ中学講座【公式】資料請求・最新情報を確認するスタディサプリが気になる!14日間無料利用する!
スタディサプリが気になるなら、条件を満たす場合はベーシックコースを14日間無料で利用できます。自分で時間を決めて続けられそうか、使いながら確かめてみるのもよいと思います。
スタディサプリ14日間無料体験のお申し込みページへ※無料体験は、初回・Webサイトからの申し込み・クレジットカード決済が条件です。
「なるほど。料金差の理由は分かった。でも、進研ゼミにあるようなサポートがほんとに必要なのかがわからない。いらないのなら料金の安いスタディサプリでいいかな。」
ここが一番迷うところですよね。普段の家での勉強を思い出しながら、一緒に考えてみましょう。
家で勉強するとき、どこで困っていますか?
「うちにはどっちが合うんだろう」と迷ったら、家での勉強を思い出してみてください。
まずは普段の勉強で「どこまでは一人でできているかな?」と考えてみてください。
- 1. 勉強する時間になったら、自分で始められる
- 2. 画面などに今日やる内容が表示されていれば、そこから始められる
- 3. 授業動画を見たり説明を読んだりしたあと、自分で問題を解き、間違えた問題をもう一度解き直せる
- 4. 通信教育とは別に、学校ワークは定期テストに間に合うように勉強できている
- 5. 部活や学校行事で数日できなかったあと、自分で予定を立て直して再開できる
全部できている必要はありません。
「ここから一人では難しい」が分かれば、そこを通信教育で補う必要があるのかも見えてきます。
授業動画を見て分かった気になって、後日、問題を解いてみると分からない事が多いです。

授業で分かることと、自分で解けることは別です。動画を見てすぐに問題を解くところまで進めているか、上のチェックの3つ目で確かめてみてください。
上のそれぞれの項目についてのアドバイスを書きますね。必要な部分だけ読んでください。
1:勉強する時間になっても、自分から始められないなら、まずは予定を立てるところから。
「夕食の前に30分」「お風呂のあとに数学」のように、まず勉強を始める時間を決める必要があります。1週間の予定を決めておくといいですね。私の経験では、まず3週間ほど続けると、習慣になってくることが多いです。
2:今日の勉強で何をしたらいいか分からないなら、教材を開くと今日の学習予定が表示される教材を選ぶ。
進研ゼミの、タブレット中心の「ハイブリッドスタイル」は画面に学習内容が表示されますが、紙のテキスト中心の「オリジナルスタイル」は自分で計画する必要があります。
スタディサプリにも「ミッション」があり、取り組む講座が表示されます。やることをためないようにするのがコツです。
3:授業動画や説明で理解できても、すぐに問題演習をしないのであれば、授業が分かったことと、自分で問題を解けることが別になっている可能性があります。
動画のあとに問題を解き、間違えた問題をもう一度解くところまでできているかが、成績が上がるかどうかの分かれ目です。なるほど、分かった!ではなく、よし!できた!で終わるようにしましょう。
4:通信教育には取り組めていても、学校ワークに十分取り組めていないのであれば、学校の提出物やテスト勉強との時間の使い方も考えなければなりません。
通信教育を一つ増やした結果、学校ワークに取り組む時間がない場合は、学習効果はプラスマイナス0ということも考えられます。
通信教育で理解して、問題演習をして、学校ワークまでしっかり取り組む時間を作り、定期テストの点数を上げましょう。
5:数日できなかったあと、そのまま再開できなくなるのであれば、自分で予定を組み直して戻れるかも分かれ目です。
進研ゼミのハイブリッドスタイル(タブレット中心)とスタディサプリでは、この「予定から遅れたあと」の進め方にも違いがあります。
進研ゼミのハイブリッドスタイルでは、今週あと何レッスン取り組めばよいかが表示されます。締め切り効果がゲーム感覚となり、終わったら達成感も出ると思います。
スタディサプリは、取り組む講座はミッションで分かりますが、できなかった分をいつやるかは自分で決めます。ここは注意が必要ですね。カレンダーに書くなどして、自分で締め切りを立てましょう。
実際の調査データ|中学生の家庭学習は減っています
東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所による「子どもの生活と学びに関する親子調査2025」が、2026年6月30日に公表されています。
この共同研究では、小学1年生から高校3年生までの同じ親子約2万組を、2015年以降継続して追跡しています。
調査でいう「学校外の学習時間」は、学校の宿題+宿題以外の家庭学習+学習塾の合計です。
この学校外の学習時間は、この11年間で中学生が1日あたり19分減少しました。小学生から高校生まで、どの学校段階でも約2割減っています。
たった19分なら大丈夫じゃない?と思うかもしれませんが、1日19分の差でも、1か月で約9時間半、半年で約57時間、1年では約116時間になります。
これは調査で示された原因ではなく、私個人の意見ですが、上記の19分すべてとは言わないまでも、今はデジタル教材が増えて、効率よく勉強できるようになったことも一因ではないかと思います。
たとえば、調べることに関しても、昔は教科書、参考書をメインとして調べていましたが、今はAIやネットなどを使えば瞬時に答えや解説もでてきますよね。
ただ、一言いいたいのは、子ども全体の勉強量は減っていても、勉強している子は勉強していて、それは後に大きな差になるということです。
イソップ童話の「アリとキリギリス」に例えると、よくわかると思います。
さらに、宿題以外の家庭学習をしていない「家庭学習0分層」は増えており、中学生ではおよそ4割です。
これに関しては、中学校によっては宿題がたくさん出るという学校もありますので、他の勉強に手が回らない生徒もいると思います。
ただ、公立中学校では宿題が出ない学校も多々あります。そして、学校の実力テストや模試の平均点を見ていると、勉強をしない中学生が年々増えてきていると感じる場面も多くなってきました。
つまり、ふだん家で、宿題以外に自分で問題集を開いたり、苦手なところを復習したりしない中学生が、増えてきているということです。
出典:ベネッセ教育総合研究所・東京大学社会科学研究所共同研究プロジェクト「子どもの生活と学びに関する親子調査2025」(2026年6月30日公表)
この調査結果から分かるように、もっと成績をあげたいけど、家での勉強量が少ない、宿題やテスト勉強以外に何を勉強したらよいかわからないという場合は、通信教育を考慮する段階かもしれません。
では次に、家で勉強を始めるときの「今日は何を勉強するか」を進研ゼミとスタディサプリの違いから比べてみましょう。
「今日、何を勉強するか」は進研ゼミとスタディサプリでどう決まる?
部活から帰って、「さあ勉強しよう」と思ったのに、「今日は何をやればいいんだっけ」で時間が過ぎる。中学生にはよくありますよね。
英語にするか、数学にするか。どの単元から始めるか。毎回ここから考えていたら、それだけで疲れてしまいます。
進研ゼミにもスタディサプリにも、取り組む内容が分かる機能はあります。ただ、そこから先が違います。予定のどこまでが画面に示されるかを比べてみましょう。
今日は何をやればいいか分からなくて、そのまま時間が過ぎてしまうことがあります。

画面に学習項目だけ表示されればよいのか、それにプラスして学習予定の目安まで表示された方がいいのか。ここで差が出ます。
進研ゼミは、タブレットを開くと取り組む内容と予定の目安が分かる
2026年度の進研ゼミで、専用タブレットを使うのが「ハイブリッドスタイル」です。
目標点や学習時間などの設定をもとに、AIで毎月の個別カリキュラム(学習予定)が作成されます。
タブレットを開くと、「オススメレッスン」に取り組む内容が表示されます。
さらに「今週の目標」では、今週何レッスン取り組んだか、今月の予定を終えるために今週あと何レッスン取り組むとよいかも分かります。
家での勉強に置きかえると、毎回ゼロから「今日は英語?数学?」と考えなくても、タブレットを開けば取り組む内容が分かる、ということです。
ただし、これはハイブリッドスタイルの話です。紙のテキスト中心の「オリジナルスタイル」は、月の初めにカレンダーを使い、自分で学習計画を立てます。
スタディサプリは「何をやるか」は分かる。勉強する時間は自分で決める
スタディサプリにも「ミッション」があります。優先して取り組む講座が画面に表示されるので、たくさんの授業動画から毎回探す必要はありません。
定期テストの日程を登録しておけば、テスト前には定期テスト対策講座もミッションに表示されます。
ただし、「何時からやるか」は自分で決めます。公式の学習ガイドでも、勉強する時間を自分で決めて、1日の予定に入れておく使い方が案内されています。
たとえば「19時から数学」と自分で決めてからミッションを開けるなら、スタディサプリでも進められます。
2つの教材の違いがはっきりするのは、部活や行事で予定通りに進まなかったとき
毎日予定どおりできれば、あまり差は感じないかもしれません。
でも、部活が長引いた。宿題が多かった。疲れてそのまま寝てしまった。中学生なら、こんな日は普通にあります。
困るのは、そのあとです。つまり、どうやって追いつくかです。これが結構、通信教材をやめてしまう原因にもなります。
実は私の子どもも、習い事をたくさんしていた中で、秋などはイベントが続き、やることをためてしまって、しばらく通信教材をやめていた経験があります。
そのあとにまた必要性に気づいて、復活するわけですが。今はその時と違い以下のような機能があるので、活用できると、たまることは少ないかもしれません。
たとえば、進研ゼミのハイブリッドスタイル(タブレット中心)では、「今週の目標」を開くと、今月の予定を終えるために、今週あと何レッスン進めるとよいかが表示されます。
「勉強できなかった分で、どれくらい遅れたんだろう」と自分で数えなくても、画面で目安を確かめられます。
一方、スタディサプリは、取り組む講座はミッションで分かります。ただ、遅れた分をどの日に勉強するかは自分で決めます。
定期テスト対策の公式ガイドでも、予定どおりできなかった場合は、ほかの日にできるように自分で計画を調整するよう案内されています。
まとめると以下の通りです。
進研ゼミ(2026年度・ハイブリッドスタイル)
進研ゼミ教材のうち、専用タブレットを使って勉強する進め方です。今日取り組む内容だけでなく、今月の予定に対して、あと何レッスン進めればよいかも画面に表示されます。
スタディサプリ
自分のスマートフォン・タブレット・パソコンで使う教材です。「ミッション」に取り組む講座は表示されますが、勉強する時刻や、遅れた分をどの日にやるかは自分で決めます。
自分で予定を組み直せるなら、スタディサプリでも大丈夫です。
勉強できない日が数日空いて、そのまま再開できなくなることが考えられそうであれば、進研ゼミのハイブリッドスタイルにある予定の表示は締め切り効果となって、勉強が進めやすいかもしれません。
では、定期テスト前はどうでしょう? 学校ワークもたくさんあるのに、通信教育まで重なったら……。ここも2つで考え方が変わります。
定期テスト前は、学校ワークと通信教材はどう組み合わせる?
「通信教育を始めたら、学校ワークまで手が回らなくならない?」ここは、保護者の方が心配になるところですよね。
通信教育を始めても、学校の宿題や提出ワークには別に取り組む必要があります。
通信教育を始めたら、学校ワークまで手が回らなくなりそうで心配です。

学校ワークに取り組む時間も必要です。通信教育を始める前に、両方に使える時間があるか考えておいた方がいいです。
定期テスト前に「学校ワークもある、通信教育もある。どっちからやればいいの?」となると、やることだけが増えてしまいます。
私なら、通信教育を増やす前に、学校の宿題や学校ワークとどうつなげて使うかを先に考えます。
まずはスタディサプリから見てみましょう。
スタディサプリは、学校ワークで分からなかったところを動画で補える
スタディサプリの公式学習ガイドでは、定期テスト勉強を「学校ワーク → スタディサプリ」の順で進める方法が案内されています。
これなら、「通信教育の問題も全部やらなきゃ」と考えなくて大丈夫です。学校ワークで分からなかったところだけ、授業動画で補えます。
流れは次のようになります。
分からなかった問題に印を付ける
教科書や学校のプリントを読み直す
スタディサプリの授業動画を見る
間違えた問題をもう一度解く
学校ワークとは別に問題を増やすというより、学校ワークで分からなかったところを、スタディサプリで補うという使い方ができます。
スタディサプリは、主要5教科だけでなく実技4教科を含む9教科で教科書に対応しています。
学校で使っている教科書に対応する講座を選べますが、一覧にない教科書の場合は「共通版講座」を使います。
定期テストの日程を登録しておくと、テスト前には定期テスト対策講座がミッションに表示されます。
英語・数学はテスト3週間前から、国語・理科・社会・実技は2週間前から表示されます。
テスト範囲が学校から出たら、教科書のページを入力して、その範囲に合わせたミッションを表示することもできます。
次に進研ゼミを見てみましょう。
進研ゼミは、テスト範囲に合わせて9教科の対策を使える
「実技教科まで対策したい」という場合は、進研ゼミにも9教科の定期テスト対策があります。英語・数学・国語・理科・社会に、音楽・美術・保健体育・技術・家庭を加えた9教科です。
中1・中2では、学校で使っている教科書に合わせた教材が用意されています。
進研ゼミでも、対応一覧にない教科書や、学校独自の進め方には合わない場合があります。
対応一覧にない教科書の場合は、公式の対応表で指定されたタイプや共通教材を使う教科があります。
オリジナルスタイルでは、国語も授業対策が共通タイプになる場合があります。
進研ゼミもスタディサプリも教科書対応はありますが、使っている教科書によっては全国共通版を使います。
ハイブリッドスタイルでは、「テスト対策ルーム」から、テストの日程、テスト範囲、テスト対策のプランを設定できます。
定期テスト対策モードへ切り替わるのは、テスト2週間前からです。
普段の授業対策とは別に、「テストで出やすい問題を解く」「覚える内容をまとめて復習する」ための教材も用意されています。
次は、今は教材を増やさない方がよい場合です。
学校ワークに手が回っていないなら、今は教材を増やさない選択もある
「テストが心配だから、もう一つ教材を増やした方がいいかな」と考えることもありますよね。
でも、学校ワークに十分取り組めていない状態なら、新しい教材を足しても、やるものが一つ増えるだけになることがあります。
私なら、新しい教材を申し込む前に、まず学校ワークに取り組む時間を確保できるかを考えます。
学校ワークで分からない問題が出たら、スタディサプリの授業動画で前の内容を確かめたり、進研ゼミの対応する単元で復習したりできます。
こうした使い方なら、通信教育を学校の勉強とつなげられます。
反対に、学校ワークにほとんど取り組めていない、また今持っている通信教育があって、それも使えていないなら、新しい教材を増やすより、今あるものに取り組む方法を先に考えた方がよいと思います。
進研ゼミでもスタディサプリでも、通信教育だけで学校の提出物が終わるわけではありません。
勉強する時間が確保できない場合は通信教育は保留。
勉強する時間はあるけれど、何を勉強したらいいか分からない、分からないところが多くて進まない、という場合は、通信教材を使って勉強する内容を決めたり、理解不足を補ったりすることで、成績を上げる助けになると思います。
学校ワークに取り組めていない場合
学校ワークの記事には、取り組めない原因と進め方を書いています。
学校ワークが終わらないときの進め方を読む次は、教材を使っていて分からない問題が出たときです。
分からない問題が出たとき、どんなサポートが使える?
「解説を読んだけど、ここから分からない」「学校ワークのこの1問だけ聞きたい」。家で勉強していると、こういう場面がありますよね。
動画や解説をもう一度使えば自分で理解できるのか、それとも講師に質問できる場所が必要なのか。ここは、進研ゼミとスタディサプリでかなり差が出ます。
家で一人だと、分からない問題をそのままにしてしまいます。

講師に質問できる場所が必要かどうかで、進研ゼミとスタディサプリの差が大きく出ます。
「講師に質問したい」なら、進研ゼミ(AIも利用可)
進研ゼミには、「チャレンジ AI学習コーチ」という質問サービスがあります。
公式では、学校の宿題でも進研ゼミの問題でも、解き方が分からないときに24時間質問できると案内されています。
「チャレンジ AI学習コーチ」の一部には生成AI(質問に文章で答えるタイプのAI)が使われていますが、生成AI機能は初期状態ではオフになっています。
保護者が同意して設定を変えると、AIチャットモードを利用できます。
生成AIを使わない設定でも、「教科」の質問は利用できます。
一方、講師に質問したい場合は「アドバイザー個別質問」があります。
5教科の質問は、月10回までです。
さらに、問題の答えを聞く質問とは別に、勉強の進め方、学習計画の立て方、苦手の克服、テスト対策などを相談できる「勉強法の相談」もあり、こちらは月1回まで利用できます。
ただし、AIとアドバイザーでは質問できる範囲が違います。ここは混同しない方がいいです。
学校ワークについて質問するときの違い
チャレンジ AI学習コーチ
学校の宿題についても質問できる
アドバイザー
進研ゼミの教材や5教科の学習内容について質問できる
学校や塾の教科書・テスト・ワーク・宿題そのものは質問の対象外
たとえば、「学校ワークの数学、この問題の解き方が分からない」という場合、その問題そのものをアドバイザーに送って教えてもらう使い方はできません。
ちなみに、学校ワークや手持ちの教材について質問できるオンライン家庭教師もあります。
オンライン家庭教師e-Liveの口コミ・評判は?講師・料金・無料体験を現役塾長が評価
「添削してアドバイスをもらいたい」なら、進研ゼミには先生による添削がある
質問とは別に、「自分が書いた答えのどこがどう間違えているのか知りたい」という場合があります。
進研ゼミには、問題を解いたあとに先生が答案を添削する「赤ペン先生」があります。
添削では、自分が書いた答えを先生に添削してもらい、どこがよかったか、どこを直せばよいか、どう書けば点が取れるかなどをアドバイスしてもらえます。
○か×かだけでは直し方が分からない英作文、数学の証明、途中の考え方、記述問題などを添削してもらえるのが、先生による添削の特徴です。
「ハイブリッドスタイル」で提供されている「赤ペン先生の記述力アップ添削問題」は、中1・中2向けに、英語3課題、数学4課題、国語3課題の年間10課題です。
理科・社会の「赤ペン先生の記述力アップ添削問題」はありません。
紙のテキスト中心の「オリジナルスタイル」にも、赤ペン先生による添削があります。
ハイブリッドとオリジナルでは教材の形や提供方法が違い、「年間10課題」はハイブリッドの話です。
2027年度から記述添削が変わります
現在の進研ゼミのタブレット中心の「ハイブリッドスタイル」にある「赤ペン先生の記述力アップ添削問題」は、2027年4月号から終了します。2027年度は、スタンダードコース(今のハイブリッドスタイルが名前を変えたもの)と難関特化コース(2027年度にできる難関高校向けのコース)では、AIによる添削に変わります。
ただし、中3の受験対策には、赤ペン先生が採点・指導する紙の添削課題が年3回あります。
動画と解説で自分で解き直せるなら、スタディサプリでも進められる
スタディサプリの中学生向け基本プラン「ベーシックコース」は、映像授業と問題演習が中心です。現在の公式案内には、講師に教科の問題を質問するサービスの記載はありません。
「講師に聞けないと困るのでは?」と思うかもしれませんが、普段から動画や解説を使って自分で解き直せる中学生なら、講師への質問をする必要はありません。
授業動画を見る
問題を解く
解説を読む
必要なら前の単元へ戻る
また、現在の公式案内には、講師が答案を添削するサービスの記載もありません。
以前は講師の個別指導が付く中学生向けコースもありましたが、「スタディサプリ個別指導塾オンライン中学講座」は2025年3月30日でサービスを終了しています。
「教材の中の分からない問題を、講師に聞きながら進めたい」という場合は、進研ゼミの方が合うと思います。
反対に、「授業動画を見たり解説を読んだりすれば、自分で解き直せる」「講師への質問はほとんど使わない」のであれば、シンプルなスタディサプリで問題ありません。
講師へ質問できるサービスが付いていても、実際に質問しなければ使っていないのと同じですよね。その分コスパも悪くなりますよね。
講師に質問する予定があるかどうかで、スタディサプリと進研ゼミを利用する価値も変わります。
次は、高校受験まで教材を使い続ける場合です。
中3になると、料金だけではなく、志望校に合う入試対策教材かどうかも気になってきます。
高校受験まで使うなら、入試対策の違いも比べてみましょう
中1・中2の間は、「まず定期テストの点を上げたい」で選ぶことが多いと思います。
でも、中3まで使うつもりなら、「志望校に合わせた対策まで通信教育でやりたい?」という話も出てきます。
進研ゼミにもスタディサプリにも受験対策はあります。
ただ、お住まいの地域や志望校に合わせる範囲が異なります。
高校受験に向けた対策もあるのか気になります。

受ける高校の入試問題が、教材の対象に入っているかは先に確かめたいところです。
進研ゼミは、志望校レベルや都道府県まで合わせた対策がある
2026年度の進研ゼミ「中三受験講座」では、志望校に合わせた受験対策が用意されています。
たとえば「合格への予想問題100」は、4~7月号は志望校レベル別、9~12月号は志望校レベル別+都道府県別で取り組みます。
同じ高校受験でも、都道府県によって出題の形やよく出る内容は違います。
進研ゼミでは、近年の入試問題を分析し、後半は都道府県ごとの傾向も踏まえて問題を絞っています。
また、中3には「合格可能性判定模試」があります。
2026年度は4月号、8月号、11月号で実施され、8月号と11月号は都道府県別です。
志望校の合格ラインまでの距離と、教科ごとの弱点が分かります。
ハイブリッドスタイルでは志望校別の受験対策カリキュラム、オリジナルスタイルでは志望校レベル別の受験対策教材が用意されています。
「高校受験も、何をどの順番でやればいいか迷う」という場合は、こうした志望校別・都道府県別の対策まで使うかどうかが、進研ゼミを選ぶ理由になります。
開始月によって使える受験教材が変わるため、どの月号の教材から始まるかは、入会時の案内で確認しておくと安心です。
スタディサプリにも、公立高校向けの受験対策講座がある
スタディサプリにも、中3向けの「受験対策講座」があります。
英語・数学では、入試によく出る問題形式やテーマに絞って取り組みます。
国語・理科・社会では、問題がSTEP1~3の難しさに分かれているため、基礎から入試レベルへ順番に進められます。
中3では実際の入試問題を使った演習もあり、標準~難関レベルの公立高校入試に対応しています。
私立高校や独自問題を受けるなら、スタディサプリだけでは足りない場合がある
ここは受験校によって大きく変わります。
スタディサプリを高校受験まで使うなら、志望校の入試が受験対策の対象に入っているかを確かめておきたいです。対象外なら、過去問など別の対策が必要になります。
公式では、私立高校の入試と、一部の公立高校が独自に出す問題(東京都の自校作成問題、神奈川県の特色検査、大阪府のC問題など)が対象外として挙げられています。
一般的な公立高校の共通問題を受けるなら、スタディサプリの受験対策を利用できます。
志望校で独自問題や特殊な問題が出る場合は、その部分は過去問など別の対策が必要です。
私立高校や独自問題がある高校を受ける場合は、過去問でスタディサプリにない形式が出ていないかも確かめておきたいです。
自分で過去問まで組み合わせられるのか。志望校に合わせた対策まで教材側に用意してほしいのか。高校受験では、この違いが料金差にもつながります。
そしてもう一つ、申し込む前に必ず知っておきたいのが「途中で合わなかったらどうなる?」です。
料金は、月額だけでなく途中でやめた場合も比べてみましょう
「スタディサプリの方が安い」。料金表だけなら、これはすぐ分かります。
でも、保護者の方からすると気になるのは、その先ですよね。
「1年分を払って、途中でやめたら返金される?」「進研ゼミのタブレット代は?」「無料体験だけでやめても大丈夫?」この条件は、2つでかなり違います。
月額だけでなく、途中でやめたときにどうなるかも知っておきたいです。

途中でやめたときの返金は、2つの教材で考え方がかなり違います。申し込む前に確かめておくと安心です。
2026年度は、月あたりで5,000円以上の差がある
進研ゼミは、ハイブリッドスタイルとオリジナルスタイルで同じ受講費です。
| 2026年度 | 12か月分一括払いの月あたり | 6か月分一括払いの月あたり | 毎月払い |
|---|---|---|---|
| 進研ゼミ 中1 | 7,140円 | 7,860円 | 8,290円 |
| 進研ゼミ 中2 | 7,140円 | 7,860円 | 8,290円 |
| 進研ゼミ 中3 | 7,190円 | 7,900円 | 8,330円 |
| スタディサプリ | 1,815円 | ― | 2,178円 |
※税込金額です。進研ゼミは2026年4月号から受講した場合。スタディサプリはWebサイトから申し込んだ場合で、12か月一括払いの総額は21,780円です。
中1の12か月分一括払いなら、進研ゼミ7,140円に対してスタディサプリ1,815円。月あたり5,325円の差です。
現在のスタディサプリは、学年が変わっても同じ料金です。講師への質問や先生による添削まで必要ないなら、この差はかなり大きいですよね。
年度の途中から進研ゼミを始める場合
上の進研ゼミの金額は、2026年4月号から受講した場合の料金です。
年度の途中から12か月分一括払いで始め、受講期間が次の学年にまたがる場合は、学年ごとの12か月一括払いの月額を使って計算されます。
今から申し込む場合は、「7,140円×12か月」のような単純計算にはなりません。
実際に支払う金額は、申し込み時の画面に表示される金額が基準です。
また、進研ゼミは2027年4月号から受講費が上がります。
たとえば中1では、2027年度の進研ゼミで、「スタンダードコース」と紙のテキスト中心の「オリジナルコース」は、12か月分一括払いで月あたり7,980円です。2026年度は月あたり7,140円です。
現在の中1・中2にも関係するため、2027年度の学年別料金は後半でまとめます。
スタディサプリは14日間試せる。ただし申込方法に条件がある
スタディサプリのベーシックコースには、初回14日間の無料体験があります。
無料体験の申し込み対象になるのは、①初めて申し込む、②Webサイトから申し込む、③クレジットカード決済を選ぶ場合です。
14日間には申し込んだ日も含まれます。
無料体験だけで終える場合は、無料期間が終わる24時間前までに利用停止の手続きをします。
期限内に利用停止すれば、料金はかかりません。
スタディサプリを年払いにするなら、途中で使わなくなっても原則返金されない
現在スタディサプリへ新しく申し込む場合、公式の返金案内では、2025年8月27日以降に入会した場合、返金制度はありません。
2026年に新しく申し込む人も、この条件になります。
12か月一括払いを選んで途中で利用しなくなった場合でも、残り期間分を返金してもらうことはできません。
支払い済みの契約期間については、満了までサービスを利用できます。
「1年間続けられるかまだ分からない」なら、月あたりの安さだけでなく、月払いと年払いの差も比べてみましょう。
※団体会員への切り替えや高校卒業時などには、残り期間分が返金される場合があります。
進研ゼミは途中退会できるが、受講した月数で再計算して返金
進研ゼミは、一括払いの途中でも退会できます。
途中退会した場合は、実際に受講した月数に合わせて受講費を計算し直し、残った金額が返金されます。
途中退会時の受講費を、「受講した月数×12か月一括払いの安い月額」で単純計算することはできません。
12か月分一括払いで6か月未満で退会した場合は、受講した月を毎月払いの料金で計算し直します。
6か月以上12か月未満の場合は、6か月分一括払いと毎月払いの料金を組み合わせて再計算します。
そのうえで、先に払った金額との差額が返金されます。
中学講座の退会締切は、基本的に退会したい月号の前々月25日です。
12か月分の一括払いでも途中退会はできます。退会する時期によって、実際に負担する1か月あたりの受講費は変わります。
進研ゼミのハイブリッドは、6か月未満でやめるとタブレット代にも注意
2026年度のハイブリッドスタイルでは、初回特別優待で専用タブレットを申し込んだ人が6か月以上続けた場合、タブレット代はかかりません。
ただし、キャンペーン期間を除き、6か月未満で退会した場合、または6か月未満でオリジナルスタイルへ変更した場合は8,300円(税込)がかかります。
「合わなければ1~2か月でやめよう」と考えてハイブリッドスタイルを選ぶなら、受講費だけでなく、このタブレット代も一緒に考えておきたいところです。
※2027年度は端末の条件も変わります。
月5,000円以上の差を払って、どのサポートを使う?
ここまでの料金差を見て、「じゃあスタディサプリでいいのでは?」と思う方もいると思います。
自分で予定を立てられて、分からない問題も動画や解説で解き直せて、講師への質問や先生による添削をほとんど使わないなら、その考え方でよいと思います。
進研ゼミの2026年度には、ハイブリッドの学習予定、講師への質問、勉強法の相談、先生による添削、志望校レベルや都道府県に合わせた受験対策があります。
月5,000円以上の差を払って、その中の何を実際に使うのか。ここまで具体的に考えると、料金だけの比較ではなくなります。
「質問は使う」「添削も使いたい」「予定を立てるところで迷う」という場合は、進研ゼミの料金に含まれるサポートの価値は大きいです。
進研ゼミのサポートは必要かも!資料請求・無料体験する!
無料体験教材と資料は、下のボタンから申し込めます。届いた教材で、問題の量と難しさ、学習スタイルの違い、受講した人の声を確かめられます。2027年4月号から内容と受講費が変わるので、今の中1・中2は、今の教材の中身を先に確かめておくと、来年度も続けるかどうかを決める材料になります。
進研ゼミ中学講座【公式】資料請求・最新情報を確認する自分で進められそうなら、14日間の無料体験で使い方を確かめてみる
ベーシックコースは条件を満たせば14日間無料で使えます。定期テストの日程を登録すると、英語・数学はテストの3週間前から、国語・理科・社会・実技は2週間前から、定期テスト対策がミッションに出ます。実際のテスト範囲で、「自分で時間を決めて、動画のあとに問題まで進められるか」を確かめる機会にもなります。
スタディサプリ14日間無料体験のお申し込みページへ※14日間無料体験は、初回・Webサイトからの申し込み・クレジットカード決済が条件です。無料期間が終わる24時間前までに利用停止すれば料金はかかりません。
料金の差はかなり大きいですよね。でも、「安いから」「機能が多いから」だけで決めず、家で本当に使い続けられそうかまで一緒に考えておきたいところです。
続けられるかは、教材の機能だけでは決まりません
「機能が多い教材なら、今度こそ続けられるかな?」そう思うこともありますよね。
でも、もう一つ忘れたくないことがあります。
学習予定が表示されても、ミッションが出ても、保護者が学習状況を確認できても、毎日自分から教材を開くとは限りません。
前に紹介した調査でも、中学生のおよそ4割が、宿題以外の家庭学習をしていない状態でした。
「機能がある」ことと、「家で使い続けられる」ことは別なんです。
進研ゼミは、保護者が学習状況を確認できる
進研ゼミには、保護者にも学習状況が分かる機能があります。
保護者向けのサイトには、学習状況や受験情報が表示されます。
ハイブリッドスタイルでは、タブレット学習の取り組み状況も表示されます。
また、ハイブリッドスタイルでは、メールアドレスを登録しておくと、毎日使うタブレット教材「デジタルチャレンジ」の利用状況をメールで受け取ることもできます。
「今日やった?」「どこまでやった?」と毎回聞かなくても、保護者側で取り組んだ内容を確認できます。
子ども任せではなく、親も応援できる体制が整っているのはメリットかと思います。
「できてない!」ではなく、「ここまでできてたね! 頑張ったね!」と声をかけてあげることで、子どもはうれしくなって、続けたくなるものです。
スタディサプリも「まなレポ」で学習時間や正答率を確認できる
スタディサプリには、保護者向けの「まなレポ」があります。お子さんの学習時間や取り組んだ内容などを、保護者が確かめるための機能です。
「まなレポ」には、学習時間、学習した内容、問題の正答率などが、メールや保護者用の管理画面に表示されます。
公式の保護者向けガイドでも、日ごと・週ごとの学習状況をもとに声をかける使い方が案内されています。
保護者向けの確認機能は、進研ゼミだけのものではありません。スタディサプリにもあります。
同じ進研ゼミでも、きょうだいで使い方はまったく同じではありませんでした
私の子どもたちも、小学生から高校受験まで進研ゼミを使っていました。
同じ教材を使っていても、きょうだいで使い方は同じではありませんでした。
取り組む時間を自分で決めて、教材の予定に沿って勉強していた子どもは、成績も安定していました。
一方で、家庭で紙教材からタブレットへ変えたときには、勉強の進み方は速くなったものの、理解が追いついていないことがありました。
そのときは、一度紙教材へ戻しました。
この経験があるので、私は「タブレットなら続く」「機能が多ければ伸びる」とは考えていません。
教材の形より、「決めた時間に始められるか」「説明を読んだあとに問題を解いているか」「分からないところをそのままにしていないか」の方が大事だと感じています。
進研ゼミで伸びた生徒もいれば、塾へ移ってきた生徒もいます
塾では、進研ゼミから塾へ学習の場を移してきた生徒も見てきました。
反対に、進研ゼミを家庭学習にうまく取り入れ、成績を伸ばした生徒もいました。
同じ教材でも、使い方によって結果は変わります。
進研ゼミを使えば続く、スタディサプリなら続かない、と教材名だけでは決められません。
同じ教材でも結果が違うのは、ここなんだと思います。
何時から始めるか。動画のあとに問題まで解く練習ができるか。分からないときに自分で解き直せるか。
進研ゼミを使った生徒について、私が塾で見てきたこと
進研ゼミ中学講座のレビュー記事を読むそして、今の中1・中2や小6は、もう一つ確認しておきたいことがあります。進研ゼミは2027年4月に内容が大きく変わります。
2027年4月から進研ゼミ中学講座はここが変わります
「今申し込んでも、来年4月に内容が変わるなら、今の比較だけで決めて大丈夫?」と思いますよね。
ここまでの進研ゼミは、主に2026年度の内容です。現在の中1・中2と、小6には2027年度の変更も関係します。
今申し込むと、来年4月の変更も関係しますか?

今の中1・中2と、来年中学生になる小6には関係します。2027年度の料金や添削の変更も一緒に確かめておきたいです。
2027年4月号からは、コース名だけでなく、料金、端末、添削の形まで変わります。
現在の中3は影響が小さめですが、現在の中1・中2、小6は、この先の料金まで含めて考えておいた方がいいです。
今のハイブリッドスタイルは、2027年度から「スタンダードコース」になる
現在の「ハイブリッドスタイル」(タブレット中心の学び方)は、2027年4月号から「スタンダードコース」になります。
名前だけでなく、内容も変わります。
2027年度のスタンダードコースでは、AIを使い、一人ひとりの理解度と学習の進み方に合わせて、取り組む内容を提案します。
現在は、問題の難しさに合わせて「スタンダード」「ハイレベル」などのレベルを選びます。
これは2027年度の「スタンダードコース」とは別のものです。
2027年度からは、このレベル選びがなくなります。
基礎から応用、入試対策までを一つのコースの中で学び、本人の理解度や進み方に合わせて取り組む内容が変わる形です。
紙中心は「オリジナルコース」へ。学び方は大きく変わらない
現在の「オリジナルスタイル」(紙のテキスト中心の学び方)は、2027年度から「オリジナルコース」という名前になります。
ベネッセ公式FAQでは、2026年度までのオリジナルスタイルから大きな変更はないと案内されています。
これまでと同じように、毎月届く紙のテキストを中心に、自分で学習計画を立てて進めます。
2027年度も、進研ゼミがすべてデジタル中心になるわけではなく、紙中心のオリジナルコースがあります。
難関高校を目指す場合は「難関特化コース」も選べる
2027年度からは、通常のスタンダードコース・オリジナルコースとは別に、「難関特化コース(エベレス)」も用意されます。
進研ゼミ中学講座の教材に、ハイレベルオンライン塾「エベレス」を組み合わせたコースです。
現在の中1・中2は、2027年度の値上げも関係する
スタンダードコースとオリジナルコースの2027年度料金は同じです。
4月号から始めた場合は、次の金額が公表されています。
| 2027年度 | 12か月分一括払いの月あたり | 6か月分一括払いの月あたり | 毎月払い |
|---|---|---|---|
| 中1 | 7,980円 | 8,790円 | 9,270円 |
| 中2 | 8,480円 | 9,340円 | 9,850円 |
| 中3 | 9,480円 | 10,420円 | 10,990円 |
※税込。スタンダードコース/オリジナルコースの料金です。
2026年度より受講費は上がります。
現在の中1・中2が進研ゼミを続ける場合は、2027年4月号以降、この料金が関係します。
年度途中から一括払いをした場合は、開始月や学年によって実際の請求額が変わります。
実際の請求額は、申し込み時の画面に表示されます。
難関特化コース(エベレス)は、上の料金とは別です。
毎月払いのみで、中1は17,800円、中2は18,800円、中3は20,800円と案内されています。
2027年度のスタンダードコースは、手持ちの端末でも使える
2026年度のハイブリッドスタイルは、専用タブレットを中心に使います。
2027年度のスタンダードコースでは、動作環境を満たしていれば、手持ちの端末でも利用できるようになります。
対応するiPadやAndroid端末、スマートフォン、Windowsパソコン、Macなどが案内されています。
利用できる端末を持っていない場合は、別売りの進研ゼミ専用タブレット「チャレンジパッド第6世代」を選ぶこともできます。
2026年8月時点の定価は29,980円(税込・送料込)です。
12か月連続受講を条件とする「長期受講タブレット割引」を選ぶ場合は、購入時に9,980円を支払い、12か月続けると残り20,000円が割り引かれます。
12か月未満で退会した場合は、割引が適用されないため、残り20,000円を支払います。
また、現在の中1・中2で進研ゼミ専用タブレット「チャレンジパッドNext」を使っている場合は、2027年度に中2・中3のスタンダードコースへ進んでも、今の端末を引き続き利用できます。
2027年度からは、「進研ゼミ=必ず新しい専用タブレット」「スタディサプリ=手持ち端末」という分け方ではなくなります。
端末の条件はOSや機種によって決まっています。申し込む前に、公式ページの最新動作環境と使う端末が合っているかは確かめておきたいです。
人の記述添削を期待するなら、2027年度の変更に注意
2026年度のハイブリッドスタイルには、「赤ペン先生の記述力アップ添削問題」があります。
2027年度のスタンダードコースと難関特化コースでは、この記述添削がAIによる添削に変わります。
現在の「赤ペン先生の記述力アップ添削問題」は、2027年度4月号からのリニューアルに伴って提供終了です。
ただし、中3の受験対策では、紙で問題を解き、人の赤ペン先生が採点・指導する添削課題が年3回残ります。
2027年度は添削の形が変わるため、「進研ゼミなら赤ペン先生が答案を添削してくれる」とこれまでと同じようには考えられません。
学年を越えて学べるのは、進研ゼミにもスタディサプリにもある
2026年度のハイブリッドスタイルでも、受講中は原則として、中1から中3までのすべての授業レッスン(デジタルチャレンジ)を使えます。
2027年度のスタンダードコースでも、受講を続けている間は、現在の学年に関係なく、すべての学年のレッスンに取り組めると公式FAQで案内されています。
たとえば中2でも、「中1のこの単元が分からない」となったときに前の学年へ戻ったり、理解できている教科では先の学年へ進んだりできます。
スタディサプリは、小学1年生から高校3年生までの講座を、学年に関係なく利用できます。
学年を越えて戻ったり先へ進んだりする学び方は、進研ゼミのタブレット中心の学び方にも、スタディサプリにもあります。
違うのは範囲です。進研ゼミは中学3年分、スタディサプリは小学校から高校まで利用できます。また、進研ゼミでは取り組む内容が提案され、スタディサプリでは必要な講座を自分で選びます。
「前の学年まで戻れるか」だけなら両方できます。どこまで戻りたいのか、講座を自分で選べるのかまで考えると、違いが見えてきます。
2027年度の情報が関係する学年
現在の中3
中学講座を利用する期間の中心は2026年度です。2027年度の変更による影響は小さくなります。
現在の中1・中2
2027年4月以降も中学生なので、料金・コース・端末・添削の変更が関係します。
現在の小6
中学生になる2027年4月から、新しい中学講座を利用することになります。
2027年度の変更まで含めると、進研ゼミは「今の内容だけ」で決めない方がよい学年があります。
では最後に、今の家での勉強に戻って、「進研ゼミ」「スタディサプリ」「今は増やさない」の3つに分けて考えてみましょう。
今の家庭学習なら、進研ゼミとスタディサプリのどちらが合う?
ここまで読んで、「結局、うちはどっちなんだろう」と思っているかもしれません。
最後は、料金表から少し離れて、家で勉強している場面を思い浮かべてみましょう。
「一人でできているのはどこまで?」「どこからサポートがあった方がいい?」。この2つを考えると、どちらが合うかが少しずつ見えてきます。
自分で勉強する時間を決めて、動画のあとに問題まで進められるならスタディサプリ。何をやるか迷ったり、講師への質問や添削も使いたいなら進研ゼミです。
「何をやるか迷う」「講師にも質問したい」なら進研ゼミが合う
次のようなサポートを使いたいなら、進研ゼミを考えてみてください。
- タブレットを開いたときに、取り組む内容や学習予定の目安を知りたい(タブレット中心のハイブリッドスタイル)
- 分からない問題をAIやアドバイザーに質問したい
- 勉強の進め方も相談したい
- 2026年度は赤ペン先生の添削も使いたい
- 志望校や都道府県に合わせた受験対策まで使いたい
「ここまで自分で決めるのは難しい」「質問できる相手もほしい」という場合は、進研ゼミのサポートを使う場面が多いと思います。
進研ゼミが合いそう!資料請求・無料体験してみよう!
進研ゼミ中学講座【公式】資料請求・最新情報を確認する「時間を決めて、動画のあとに問題までできる」ならスタディサプリが合う
反対に、次のような勉強ができているなら、スタディサプリのシンプルさを生かせます。
- 勉強する時間を自分で決められる
- ミッションに取り組む内容が出れば始められる
- 授業動画を見たあとに問題を解ける
- 間違えた問題を自分でやり直せる
- 学校ワークにも別に取り組める
- 数日遅れても、自分で予定を直して再開できる
- 講師への教科質問や先生による添削をほとんど使わない
ここまで自分でできるなら、進研ゼミの質問・添削・学習予定を実際に使う場面があるかを考えるとよいです。
使わないサポートが多いなら、スタディサプリの料金の低さはかなり大きな長所です。
スタディサプリは、最初から1年間続けると決めなくても、条件を満たせばベーシックコースを14日間無料で使えます。
無料体験では、授業動画を見るだけでなく、ミッションを自分で開き、動画のあとに問題を解き、学校ワークと一緒に進めてみると、自分に続けられそうかが分かります。
スタディサプリが気になるなら、14日間使って確かめてみる
スタディサプリ14日間無料体験のお申し込みページへ※14日間無料体験は、初回・Webサイトからの申し込み・クレジットカード決済が条件です。申し込み日を含む14日間で、無料期間が終わる24時間前までに利用停止すれば料金はかかりません。
学校ワークや今の教材に手が回っていないなら、今は増やさない
ここは、通信教育の記事ではあまり言われないかもしれません。
でも、学校ワークや今持っている教材に手が回っていないなら、新しい教材を申し込まない方がよいこともあります。
- 学校ワークに十分取り組めていない
- 今持っている教材もほとんど使えていない
- 勉強を始める時間が決まっていない
- 解説を読むだけで、問題をほとんど解いていない
- 数日休むと、そのまま勉強を再開できなくなる
この状態で新しい教材を一つ増やしても、「やるものが一つ増えただけ」になることがあります。
「何時から始めるか」「今日は何をするか」「どこまで進めるか」「間違えた問題をいつやり直すか」。ここが決まっていないなら、新しい教材を増やす前にそこからです。
今ある教材に続けて取り組めるようになってから、「ここが足りない」と分かった部分だけ追加しても遅くありません。
自分で時間を決め、授業動画のあとに問題を解き、間違いを直し、学校ワークにも取り組めるなら、スタディサプリが合います。
一人では難しい場面があり、学習予定、アドバイザーへの質問、勉強法の相談、受験対策まで実際に使いたいなら、進研ゼミを考える理由があります。
学校ワークや今持っている教材にほとんど取り組めていないなら、まず、学校ワークや今ある教材に取り組む時間を決めるところから始めてみてください。
「安い方」「機能が多い方」ではなく、家で一人でできるところと、サポートが必要なところ。ここが分かれば、選び方はずっとシンプルになります。
