中学生の定期テストにおすすめの暗記・やり直し道具10選|ワークを何度も解く方法

中学生の定期テストにおすすめの暗記・やり直し道具10選

※この記事には広告・プロモーションが含まれます。価格は販売店や時期によって変わることがあります。購入前に各ショップでご確認ください。

現役塾長が解説 定期テスト 暗記道具 学校ワーク やり直し

勉強道具は、買っただけで成績が上がる魔法の道具ではありません。
大切なのは、学校ワークや暗記を「何度もやり直せる形」にすることです。

「テスト前に暗記ペンを買ってあげたいけれど、種類が多すぎて何を選べばいいかわからない」 そんなふうに感じたことはありませんか。

赤シート、青シート、暗記ペン、オレンジペン、フリクション、単語カード、タイマー。 今は勉強に使える道具がたくさんあります。

とはいえ、道具はそろえて終わりではなく、勉強を始めるきっかけにしていくものです。 塾で見ていても、同じ学校ワークを使っている子でも、答えを隠して確認する子、もう一度書いて確かめる子、時間を区切って取り組む子で、勉強の進み方は変わってきます。

その違いの一つは、「もう一度解ける形にしているかどうか」です。 一度書いて終わりではなく、隠す。思い出す。もう一度解く。 この形を作れると、定期テスト勉強はかなり変わります。

暗記ペンや赤シートはいろいろありますが、結局どれを買えばいいのか迷います。ワークも一度答えを書くと、もう一度解き直せなくて……。

お母さん
お母さん
岩澤コーチ
岩澤コーチ

最初から全部そろえなくて大丈夫です。

まずは「暗記する道具」「ワークをやり直す道具」「時間を区切る道具」に分けて考えると、かなり選びやすくなります。

先に結論|迷ったらこの2つ

迷ったら、まずは「オレンジペン+赤シート」だけで大丈夫です。

  1. 暗記全般に使いたいなら、サラサクリップ オレンジ+赤シートが始めやすいです。
  2. 学校ワークやノートに答えを書いて、赤シートで隠しながら確認できます。
  3. 道具を増やしすぎるより、まずは「書く→隠す→思い出す」を繰り返す方が続けやすいです。

この記事では、指導歴20年以上の塾長として、定期テスト勉強で使いやすい暗記・やり直し道具を10点に絞って紹介します。ただし、最初にそろえるなら、まずはオレンジペンと赤シートからで十分です。

悩みに合わせて選べば大丈夫です

悩みまず候補になる道具
ノートやワークに答えを書いて隠したいサラサクリップ オレンジ+赤シート
教科書の語句を塗って隠したいゼブラ チェックペンα、コクヨ チェックル
青シートで暗記したいコクヨ 青色シートで覚える暗記用ペン
書き間違いを消しながら練習したいフリクションボール オレンジ
教科書やワークを汚したくないCHIGIRU 暗記用ふせん、フセンマーカー
学校ワークを何度も確認したいサラサクリップ オレンジ+赤シートで答えを隠して確認
英単語・漢字・理社用語を持ち歩いて覚えたい単語カード
勉強時間を区切りたい時っ感タイマー

この記事でわかること

  • 定期テスト前に使いやすい暗記道具の選び方
  • 赤シート・青シート・オレンジペンの使い分け
  • 学校ワークを何度も解き直す方法
  • フリクションを提出物に使わない方がよい理由
  • 教科別にどの道具をどう使うとよいか
  • 道具を買いすぎず、最初の1つを選ぶ考え方
目次

商品紹介に入る前に|オレンジペン+赤シートはかなり見えにくくなります

まず先に、使った印象をそのままお伝えします。

オレンジペンで書いて赤シートを重ねる使い方は、かなり見えにくくなります。

普段の暗記に使うぶんには、十分使いやすいと感じました。

一方で、青シートは光の当たり方や角度によって、水色の文字がうっすら見えることがあります。

ただ、暗記シートは「少しでも見えたら失敗」という道具ではありません。

答えを見えにくくして、

  1. 思い出す
  2. 確認する
  3. 間違えたらもう一度隠す

この流れを作るための道具です。

塾で生徒に、

「それ、透けて見えない?」

と聞いたことがあります。

すると、その子は、

「そんなじっと見ないから、大丈夫!」

と言っていました。

これ、かなり本質だと思います。

暗記は、じーっと見て答えを探すものではありません。

隠す。
思い出す。
確認する。

このテンポを作ることが大切です。

なので、多少うっすら見える部分があっても、テンポよく進められるなら十分使える場合があります。

赤シート用と青シート用は別物です

もうひとつ、先に知っておいてほしいことがあります。

赤シート用のペンと、青シート用のペンは組み合わせが違います。

「オレンジなら何でも赤シートで隠れる」
「青ペンなら青シートで隠れる」

と思って買うと、うまく隠れないことがあります。

購入前に見ておきたいのは、主にこの3つです。

  • ペンとシートの組み合わせ
  • ネットで買うなら送料込みの価格
  • フリクションなど消えるペンを提出物に使わないこと

せっかく書いたものが消えてしまうと困るので、提出物と練習用は分けて考えると安心です。

ネットで買う場合は、商品価格だけでなく送料込みの金額も見ておくと安心です。

暗記道具の基本|「塗る」「書く」「隠す」は少し役割が違います

暗記道具は、全部同じように見えて、実は少しずつ役割が違います。

種類 使い方 向いている勉強
塗るタイプ 教科書やワークの文字の上から塗って隠す 理科・社会の用語、英単語、重要語句
書くタイプ ノートやワークに答えを書いて隠す 英単語、漢字、理社の一問一答
ふせんタイプ 教材を汚さず貼って隠す 教科書、ワーク、参考書
消せるタイプ 書き間違いを消して練習する 自分用の練習、解き直し
時間管理タイプ 勉強時間を区切る ワーク、暗記、テスト前の集中

「どれが一番いいか」よりも、
「何を繰り返したいか」で選ぶと分かりやすいです。

中学生の定期テストにおすすめの暗記・やり直し道具10選

01ゼブラ「サラサクリップ オレンジ」

ノートに答えを書いて赤シートで隠したい子には、サラサクリップのオレンジが候補になります。

専用の暗記ペンではありませんが、だからこそ普段のノートやワークに使いやすいのが良いところです。

ノートに書いて赤シートで隠す使い方がしやすく、暗記専用ペンに慣れていない子にも使いやすいペンです。

向いている使い方

  • ワークや自作ノートの答えをオレンジで書く
  • 英単語の意味をオレンジで書く
  • 漢字の読み方をオレンジで書く
  • 理科・社会の用語をノートに書く
  • 間違えた問題だけ答えをノートにまとめる
  • 赤シートで隠して、自分で答えを確認する

普通のボールペンに近い感覚で使えるので、筆箱にも入れやすいです。

私の塾でも、サラサクリップのオレンジと赤シートはよく使います。

生徒が必要になったときにすぐ使えるように、どちらも100本・100枚単位で用意しています。

塾でよく使うサラサクリップのオレンジと赤シートです。必要な生徒がすぐ使えるように、まとめて用意しています。
塾でよく使うサラサクリップのオレンジと赤シートです。必要な生徒がすぐ使えるように、まとめて用意しています。

頑張って暗記に使っている子ほど、赤シートはすぐに傷だらけになります。

見えにくくなってきたら、新しい赤シートに替えるだけでも勉強しやすくなることがあります。

上が新しい赤シート、下が使い込んだ古い赤シートです。写真では差が分かりにくいですが、実際に使うと古い方が少し透けやすく感じます。
上が新しい赤シート、下が使い込んだ古い赤シートです。写真では差が分かりにくいですが、実際に使うと古い方が少し透けやすく感じます。

家庭で使うなら、最初は赤シート1枚で十分です。

よく使う子なら、予備を1〜2枚持っておくと安心です。

オレンジとネオンオレンジを間違えない

ここは、私自身が買い間違えたところです。

サラサクリップには、似たようなオレンジ系の色があります。

私は以前、サラサクリップのネオンオレンジを100本買ってしまったことがあります。

上がネオンオレンジ、下が普通のオレンジです。見た目はどちらもオレンジ系ですが、色味に違いがあります。
上がネオンオレンジ、下が普通のオレンジです。見た目はどちらもオレンジ系ですが、色味に違いがあります。

赤シートをぴったり重ねると、ネオンオレンジも普通のオレンジも見えにくくなります。

赤シートをぴったり重ねると、どちらのオレンジも見えにくくなります。
赤シートをぴったり重ねると、どちらのオレンジも見えにくくなります。

ただ、赤シートを紙から少し浮かせると、ネオンオレンジは線が浮かび上がるように見えることがあります。

下敷きやシートを横にずらして答えを見なくても、少し持ち上げるだけで、蛍光インクが光るように見えることがあります。

これは、生徒によっては「答え合わせがしやすい」と感じることもあるかもしれません。

ネオンオレンジは、赤シートでしっかり隠して暗記する目的にはあまり向きませんでした。

ただ、赤シートを少し持ち上げると答えが光って見えやすいという面白さはあります。

それでも、最初に買うなら普通のオレンジがおすすめです。

暗記用として安定して使いやすいのは、やはり普通のオレンジだと感じました。

赤シートを少し浮かせると、ネオンオレンジの線が光るように見えることがあります。
赤シートを少し浮かせると、ネオンオレンジの線が光るように見えることがあります。

その後、ネオンオレンジは欲しい生徒に配りました。

使う前に知っておきたいこと

紙の色やインクの濃さによって見え方は変わります。

ただ、赤シートで答えを見えにくくして、テンポよく思い出す使い方なら十分役立ちます。

ジェルインクは書いた直後に触るとにじむことがあります。

ノートを閉じる前に、少し乾かすようにしましょう。

送料込みの価格は購入前にご確認ください
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オレンジペンで書いた部分を、この下敷きを使って隠して暗記します。商品代金、送料は変更している場合があります。ご確認ください。
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02ゼブラ「チェックペンα(アルファ)青」

赤シート暗記の定番として候補になるのが、ゼブラの「チェックペンα」です。

チェックペンは、昔からある暗記ペンの定番です。

私が昔使っていた暗記ペンの記憶と比べると、今のものは見やすく、書きやすく感じました。

教科書やワークの重要語句に線を引いて、赤シートを重ねて隠しながら覚えるタイプの暗記ペンです。

向いている使い方

  • 理科・社会の用語暗記
  • 英単語や熟語の確認
  • 教科書の太字語句のチェック
  • 学校ワークの解説部分の確認

塗るだけで暗記確認ができるので、書くのが苦手な子にも使いやすい道具です。

「まず教科書の用語を隠したい」という子には、分かりやすい選択肢です。

シートとの組み合わせ

チェックペンαは、色によって使うシートが違います。

購入するときは、ペンの色とシートの組み合わせを確認してください。

インクの色 使うシート
緑・青 赤シート
ピンク・赤 緑シート

この組み合わせを間違えると、うまく隠れません。

最初に買うなら、シートとセットになっているものを選ぶと迷いにくいです。

直接塗る前に気をつけたいこと

チェックペンαは、一度塗ると基本的に消せません。

教科書や学校ワークに直接線を引くのが不安な場合は、あとで紹介する暗記用ふせんも候補になります。

インクは消耗品です。

毎日使っていると、思ったより早く薄くなることもあります。

教科書などの解説に塗って、赤シートで隠して暗記します。商品価格や送料が変更になっている場合があります。ご確認ください。
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03コクヨ「キャンパス 青色シートで覚える暗記用ペンセット」

青シートで暗記したい子に、まず候補になるのが、コクヨの「キャンパス 青色シートで覚える暗記用ペンセット」です。

青色シートと専用ペンがセットになっていて、赤シートとは別の組み合わせで使います。

コクヨ「キャンパス 青色シートで覚える暗記用ペンセット」です。青色シートと専用ペンがセットになっています。
コクヨ「キャンパス 青色シートで覚える暗記用ペンセット」です。青色シートと専用ペンがセットになっています。

向いている使い方

  • 教科書の重要語句をオレンジマーカーで塗る
  • ノートに水色ペンで答えを書く
  • 青色シートで隠して確認する
  • 理科・社会の用語を繰り返し確認する
  • 英単語や漢字の確認に使う

赤シートの赤色が見づらい子や、青いシートの方が見やすいと感じる子には、試してみる価値があります。

実際に使って感じたこと

実際にコクヨの青色シートとペンのセットを使ってみると、専用の組み合わせなので、青シート暗記を始めるには分かりやすいと感じました。

私の塾では、まずコクヨの専用セットを20セット用意しました。

理由は、ペンとシートの組み合わせで迷いにくく、生徒にそのまま渡しやすいからです。

サラサクリップと赤シートは、教科を問わず使いやすい基本の道具なので100本・100枚単位で用意しています。

一方で、青シートは「青の方が見やすい」「赤シートより使いやすい」と感じる子に試してもらう道具として、まず20セットから用意しました。

数が少ないからおすすめ度が低いというより、使う子に合わせて選ぶ道具だと考えています。

水色ペンで書いた状態です。ノートやプリントに答えを書いて、青色シートで隠して確認します。
水色ペンで書いた状態です。ノートやプリントに答えを書いて、青色シートで隠して確認します。
青色シートを重ねると、水色の文字が見えにくくなります。
青色シートを重ねると、水色の文字が見えにくくなります。

少し気になったのは、青色シートのサイズです。

ノートの一部を隠すには使いやすいのですが、ワークやプリントの広い範囲を一気に隠したい場合は、シートを動かしながら使う必要があります。

100円ショップの青い下敷きでも代用できる?

専用セットは、ペンとシートの組み合わせで迷いにくいのが良いところです。

100円ショップの青い下敷きでも試せますが、ペンとの相性があります。

私が試したときは、1枚だけだと水色の文字が少し見える部分もありました。

ただ、暗記用としてテンポよく確認するには使える範囲だと感じました。

2枚重ねると、かなり見えにくくなります。

100円ショップの青い下敷きでも試しました。2枚重ねるとかなり見えにくくなりました。
100円ショップの青い下敷きでも試しました。2枚重ねるとかなり見えにくくなりました。

ただし、下敷きは厚みがあるので、教科書やノートにはさみながら細かく動かすには少し使いにくいことがあります。

家庭で少し試すだけなら、100円ショップでも十分です。

きちんと暗記用として続けて使うなら、専用セットの方が迷いにくいと思います。

リンクは専用セットを検討したい方向けです。
まず試すだけなら、100円ショップの青い下敷きからでも構いません。

ペンの色には気をつけてください。

色が濃いペンだと、シートを重ねても文字がかなり見えてしまうことがあります。

青シートで失敗しないために

一般的な青ペンや水色ペンが、すべて青シートで隠れるわけではありません。

基本は、専用の青色シートとセットで使う商品として考えると分かりやすいです。

また、オレンジマーカーや水色ペンは、消しペンで消すタイプではありません。

一度塗ったり書いたりしたものは、基本的に残ります。

青色シートと専用ペンのセットです。送料込み価格を購入前にご確認ください。
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04コクヨ「チェックル」

コクヨの「チェックル」は、マーカーと細字ペンが1本になった暗記用ペンです。

教科書に塗ることも、ノートに書くこともできます。

「塗る」と「書く」を1本で済ませたい子には使いやすい道具です。

向いている使い方

  • 教科書の語句にマーカーを引く
  • ノートに答えを書いて赤シートで隠す
  • 学校ワークの解説部分を確認する
  • 理科・社会の用語を自分でテストする

筆箱の中をあまり増やしたくない子には、使いやすいと思います。

たとえば、理科の用語を教科書で塗り、同じ用語をノートに書いて赤シートで隠す、という使い方もできます。

使うときに気をつけたいこと

紙質やインクの濃さによっては、シートを重ねても見え方に差が出ることがあります。

また、消しペンで消せる色と消せない色があります。

「あとで消したい」と思って使う場合は、商品説明をよく確認してください。

1本で2役なので便利ですが、どちらか一方のインクだけ先に減ることもあります。

マーカーと細字ペンが一体になった暗記用ペンです。送料込み価格を購入前にご確認ください。
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05パイロット「フリクションボール 0.5 オレンジ」

書き間違いを消しながら練習したい子には、フリクションボールのオレンジも候補になります。

専用ラバーでこするとインクの色が消えるペンで、オレンジを選べば赤シートで隠す暗記にも使いやすいです。

向いている使い方

  • 自分用の練習ノートに書く
  • 解き直し用のメモに使う
  • 書き間違いを消して直す
  • ワークのコピーや練習用プリントに使う

「間違えたら消せる」という安心感があるので、書くことへの抵抗が少ない子もいます。

提出物には使わない方が安心です

パイロット公式サイトのFAQ「フリクションとは何ですか?」でも、フリクションは60℃以上の高温になるとインキが無色になると案内されています。

夏場の車内のように高温になりやすい場所では、書いた文字が消えてしまうことがあります。

特に、学校に提出するワークには使わないようにした方が安心です。

以下の用途には、フリクション以外のペンを使う方がよいと思います。

  • 学校に提出するワーク
  • 成績評価に関わる提出物
  • 大切なノートのまとめ

フリクションは、「自分で何度も練習するための、消えていい文字」に使う道具として考えてください。

消せるボールペンです。学校に提出するワークや大切なノートには使わない方が安心です。
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塾長コラム:フリクションは便利。でも提出物には使わない

フリクションが出始めたころ、塾でも一気に使う生徒が増えました。

書いても消せる。
間違えたらすぐ直せる。
ノートもきれいに見える。

初めて目にしたときは、私もかなり驚きました。

でも、便利だからこそ、使い方には少し注意が必要です。

ある年の夏ごろ、生徒からこんな相談を受けたことがあります。

「先生、ワークの答えが全部消えました」

見せてもらうと、その子は筆圧が強かったので、書いた跡は残っているのに、インクの色だけがきれいに消えていました。

話を聞くと、ワークを真夏の車のダッシュボードの上に置き忘れていたとのことでした。

あとで公式情報を確認すると、フリクションは60℃以上でインキが無色になると説明されていました。

生徒のワークが消えた理由も、それでよく分かりました。

それ以来、フリクションを使っている生徒を見かけたときは、必ずこの話をしています。

フリクションはとても便利です。

ただし、次の2つだけは気をつけておくと安心です。

  • 学校に提出するワークや、大事な提出物には使わない
  • 夏場の車内や、直射日光の当たる高温の場所に置かない

自分の練習用、解き直し用、下書き用として使うなら、とても役立つ道具です。

06ヤマト「CHIGIRU 暗記用フィルムふせん」

教科書や学校ワークに直接マーカーを引きたくない子には、ヤマトの「CHIGIRU 暗記用フィルムふせん」が候補になります。

覚えたい部分にふせんを貼り、赤シートで隠して確認する道具です。

向いている使い方

  • 教科書を汚さずに暗記したい
  • 学校ワークに直接線を引きたくない
  • 覚えたい語句だけを一時的に隠したい
  • 覚えたらはがして元に戻したい
  • 理科・社会の用語隠しや英単語の意味隠しに使う

教科書をきれいに使いたい子や、あとで消せないマーカーに抵抗がある子には合いやすいです。

たとえば、教科書に直接線を引きたくない子でも、「ここだけ覚えたい」という場所を一時的に隠せます。

使うときに気をつけたいこと

ふせんタイプなので、暗記ペンよりコストがかかりやすいです。

貼り直しを何度もすると粘着力が落ちることがあります。

「本当に覚えたいところ」にしぼって使うのがよいです。

また、細かい作業が苦手な子や、ふせんを貼ること自体が面倒になりそうな子には、CHIGIRUよりもチェックペンαやサラサクリップのようなシンプルな道具の方が続きやすい場合があります。

覚える場所に貼って使える暗記用ふせんです。価格や送料込みの金額は購入前にご確認ください。
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07透明クリアファイル+細字ホワイトボードマーカー|ワークを何度も解き直す方法

専用の道具がなくても、家にあるものでワークを何度でも解き直せる仕組みが作れます。

これは特定の商品レビューというより、家にあるものでも始められる「ワークを解き直す方法」の紹介です。

「学校ワークに一度答えを書いてしまうと、もう一度解き直せない」

定期テスト前にとても多い悩みです。

コピーするのは手間がかかる。
かといって直接書いてしまったら答えが見えてしまう。

そこで使いやすいのが、透明クリアファイルと細字ホワイトボードマーカーです。

使い方の手順

透明クリアファイルにプリントを入れた状態です。下の問題を見ながら、上から書き込めます。
透明クリアファイルにプリントを入れた状態です。下の問題を見ながら、上から書き込めます。
  1. 学校ワークのページをコピーする、または問題が書かれたプリントをそのまま使う
  2. コピーやプリントをクリアファイルの中に入れる
  3. クリアファイルの上からホワイトボードマーカーで答えを書く
クリアファイルの上からホワイトボードマーカーで書くと、直接プリントを汚さずに練習できます。
クリアファイルの上からホワイトボードマーカーで書くと、直接プリントを汚さずに練習できます。
  1. 丸つけをする
  2. ティッシュまたはイレーザーで消す
書いた文字はティッシュで消せるため、プリントを汚さずに同じ問題を何度も解き直せます。
書いた文字はティッシュで消せるため、プリントを汚さずに同じ問題を何度も解き直せます。
  1. 翌日、もう一度同じ問題を解く

下の紙が透けて見えるため、問題を確認しながら答えを書けます。

書いて、消して、また書く。

この流れが作れるので、同じ問題を何度でも練習できます。

向いている科目・用途

  • 英単語の書き取り
  • 漢字練習
  • 理科・社会の一問一答
  • 数学の短い答えだけの確認

コストを抑えて始めやすい方法です。

用意するもの

  • 透明A4クリアファイル
  • 細字または極細のホワイトボードマーカー
  • ティッシュまたはホワイトボード用イレーザー

ワークの上から書く場合、太字のマーカーだと文字がつぶれやすくなります。

できれば細字、または極細タイプを選ぶ方が使いやすいです。

色付きや柄入りのクリアファイルだと、下の問題が見えにくくなることがあります。

ワーク練習に使うなら、透明でツヤのあるA4クリアファイルを選びましょう。

使いやすくするコツ

細かい途中式をたくさん書く数学には、少し使いにくいことがあります。

途中式が多い問題は、ノートにしっかり書いた方がよいです。

ホワイトボードマーカーは乾く前に手でこすると汚れます。

また、消すときにインクのカスのようなものが出ることがあります。周りの紙やワークを汚してしまうことがあるため、消すときは下にいらない紙を敷いたり、机の上を片づけてから使ったりすると安心です。

長時間放置すると消しにくくなることもあるため、書いたら早めに消すようにしましょう。

コピーが面倒な場合は、無理にコピーしなくても大丈夫です。

間違えた問題番号だけをノートに書き出し、もう一度ノートに解く方法でも十分です。

大切なのは、同じ問題をもう一度解ける状態にすることです。

なお、学校ワークや市販教材をコピーしたものを友だちに配ったり、ネットに載せたりすることは避けてください。

家庭内で自分の練習用に使う範囲にとどめましょう。

太字だと文字がつぶれやすいので、ワーク練習には細字か極細のホワイトボードマーカーが使いやすいです。

プリントやワークを入れて、上から書いて消せる練習用に使います。枚数や送料込み価格は購入前にご確認ください。
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クリアファイルの上から書いて消す練習に使います。使う前に、クリアファイルの端で消えるか試すと安心です。
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08カンミ堂「フセンマーカー」|覚える場所を見失わないための補助道具

カンミ堂の「フセンマーカー」は、テープ状のふせんをページに貼ることで、「はがせるマーカー」として使える道具です。

これは暗記そのものの道具というより、暗記する場所を見つけやすくする道具です。

暗記ペンのように答えを隠す道具ではありませんが、「あとで覚える場所を見失わない」ためには便利です。

重要箇所に印をつけておき、不要になったら剥がせます。

CHIGIRUとの違い

CHIGIRUが「答えを隠して覚える」用途に向いているのに対し、フセンマーカーは「重要箇所に印をつける・目立たせる」用途に向いています。

暗記シートで隠す機能はありません。

向いている使い方

  • 教科書に直接マーカーを引きたくない
  • 重要部分をあとで外せる形で目立たせたい
  • 借りている本や参考書に線を引けない

使うときに気をつけたいこと

フセンマーカーは、暗記シートで答えを隠すための道具ではありません。

あくまで、教材を汚さずに重要箇所を目立たせる補助道具です。

細かく貼る作業が苦手な子や、印をつけるだけで満足してしまう子には向かない場合があります。

暗記確認まで進めたい場合は、チェックペンαや単語カードなど、自分で答えを思い出す道具と組み合わせて使いましょう。

覚える場所や見直す場所に貼って使う補助道具です。価格や送料込みの金額は購入前にご確認ください。
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09コクヨ「バンドでまとまる単語カード 中 85枚」

英単語、漢字、理科・社会の用語を持ち歩いて覚えたい子には、単語カードも使えます。

コクヨの「バンドでまとまる単語カード」は、シリコンバンドでカードがまとまるタイプです。

カバンの中でカードが広がりにくいのが特徴です。

単語カードは昔からある道具ですが、今でも英単語や理科・社会の用語確認に使いやすい道具です。

向いている使い方

  • 英単語の確認
  • 漢字の読み書き
  • 理科・社会の一問一答
  • テスト直前の最終確認
  • 通学時間やスキマ時間の暗記

塾長流の使い方

表に英単語、漢字、用語などを書き、裏に意味や答えを書きます。

覚えたカードは束の後ろに回し、覚えていないカードを前に集めます。

これを繰り返すと、自然と苦手なものだけが手前に残っていきます。

全部を同じ回数見るのではなく、覚えていないものに時間を使うのがポイントです。

作りすぎないのがコツ

単語カードは、何でもカードにすればよいわけではありません。

すでに覚えているものまでカードにすると、作る時間の方がもったいなくなります。

カードにするのは、何度見ても覚えにくい英単語・漢字・理社用語にしぼるのがおすすめです。

カードをきれいに作ることより、覚えたかどうかを確認することを優先しましょう。

カードサイズが小さめなので、長い英文よりも短い語句や一問一答に向いています。

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10ソニック「時っ感タイマー」

暗記道具とは少し違いますが、定期テスト前にダラダラ勉強してしまう子には、タイマーも役立ちます。

ソニックの「時っ感タイマー」は、残り時間が色でわかる学習タイマーです。

向いている使い方

  • 20分だけ数学ワークを進める
  • 10分だけ英単語を確認する
  • 15分で理科の用語を覚える
  • 25分勉強して5分休む

もちろん、タイマーを置くだけで急に勉強好きになるわけではありません。

ただ、「何時間も勉強しなさい」と言われるより、「まず10分だけ」と区切った方が始めやすい子はいます。

タイマーは、やる気を出す魔法の道具というより、始めるハードルを下げる道具です。

使うときに気をつけたいこと

プラスチック製なので、落としたり強くぶつけたりしないように使うと安心です。

机の上の決まった場所に置く、床に落とさない、カバンに投げ込まないなど、使う場所を決めておくと安心です。

最大60分のため、長時間の勉強では途中でセットし直しが必要です。

家にキッチンタイマーがあれば、まず「10分だけ区切る」感覚を試してみてもよいです。

ただ、残り時間が見える学習用タイマーは、子どもが時間を意識しやすいのがメリットです。

勉強用として机に置くなら、時っ感タイマーのような専用品も候補になります。

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塾長コラム:一本のシャーペンで自習室に来るようになった子の話

道具だけで成績が上がるわけではありません。

ただ、道具が勉強を始めるきっかけになることはあります。

以前、中学3年生の男の子が3,000円ほどするシャープペンシルを買ってきて、

「先生、見て!これ買った!」

と、とても嬉しそうに見せてくれたことがありました。

その後、その子はほとんど毎日のように自習室に来るようになりました。

もちろん、シャーペンだけで成績が上がったわけではありません。

でも、その子にとっては「勉強を始めるスイッチ」になったのだと思います。

大切なのは、高い道具を買うことではありません。

その子が「よし、やってみよう」と思えるきっかけになるか。
そして、その道具を使って何度も繰り返せるか。

それだけです。

塾長コラム:スマホのタイマーより、専用タイマーをすすめる理由

勉強するときは、スマホを自分の近くに置かないように指導しています。

スマホのタイマーを使えば時間を測ることはできます。

ただ、タイマーを設定するためにスマホを手に取った瞬間、通知が目に入る。ついLINEを開く。少しだけ動画を見る。

こういうことが起こりやすい子もいます。

スマホは便利ですが、勉強中に近くにあると、通知やアプリが気になりやすい子もいます。

だから塾では、勉強中はスマホではなく、キッチンタイマーや学習用タイマーを使うようにすすめています。

「あと10分だけ」
「このページを15分で終わらせる」

このように時間を区切ると、勉強がぼんやりしたものではなく、具体的な作業になります。

「集中しなさい」と言うだけでは、なかなか集中しにくい子もいます。

そんなときは、まず集中しやすい環境を作る方が現実的です。

教科別:どの道具をどう使う?

ここまで10個の道具を紹介しましたが、教科によって使いやすい道具は違います。

英語

英単語や熟語は、単語カードや赤シート系のペンが使いやすいです。

単語カードの表に英単語、裏に意味を書く。

またはノートにオレンジペンで意味を書いて赤シートで隠す。

このように「自分で確認できる形」にすると、見るだけの勉強になりにくくなります。

理科・社会

理科・社会は、用語を覚えるだけでなく、意味まで説明できることが大切です。

チェックペンαやチェックルで重要語句を隠しながら、

「どういう意味か」
「なぜそうなるのか」
「似た用語と何が違うのか」

まで確認しましょう。

ただ語句を眺めて終わるのではなく、説明できるかどうかを大切にしてください。

国語

漢字や語句の意味には、単語カードやフリクションを使った練習が向いています。

ただし、国語は暗記だけで点数が決まる教科ではありません。

漢字・文法・語句の暗記は道具で進めつつ、文章問題は実際に読んで解く練習も必要です。

数学

数学は、暗記ペンよりも「解き直しの仕組み」が大切です。

間違えた問題に印をつけ、解き直し用ノートにもう一度解く。

短い計算や答えだけなら、クリアファイルとホワイトボードマーカーで繰り返し練習する方法もあります。

ただし途中式が多い問題は、ノートにしっかり書いた方がよいです。

答えだけでなく、途中式を見直すことが数学では特に大切です。

勉強道具を使うときに気をつけたい4つのこと

勉強道具は便利ですが、使い方によっては「勉強した気」になるだけで終わってしまうことがあります。

1. マーカーを引いただけで終わってしまう

教科書に線を引くことは、暗記のスタートです。

大事なのは、そのあとに赤シートや青シートで隠して、自分で言えるか確認することです。

「線を引いた」ではなく、「隠して答えられた」まで進めると、暗記になりやすいです。

2. 色を使いすぎてノートまとめに時間をかけすぎる

蛍光ペンやマーカーを使うと、ノートがきれいになります。

でも、色分けに時間をかけすぎると、肝心の「覚える」「解く」が後回しになることがあります。

色は多くても2〜3色までにして、使う目的を決めておくと続けやすいです。

3. 道具を買いすぎる

勉強道具をたくさん買うと、やる気が出たように感じます。

でも、道具が増えすぎると、どれを使えばいいか迷ってしまいます。

迷ったら、まずは赤シート1枚とオレンジペン1本で十分です。

4. 提出物に消えるペンを使う

フリクションのような消せるペンは便利ですが、提出するワークや消えて困るものには向きません。

自分の練習用と、学校に提出するものは分けて考えましょう。

まとめ:道具は「繰り返す仕組み」を作るために使う

今回紹介した道具をまとめます。

道具 向いている使い方
サラサクリップ オレンジ ノートへの書き込み暗記に使いやすい。ネオンオレンジではなく普通のオレンジを選ぶ
ゼブラ チェックペンα 赤シート暗記の定番。教科書への線引きに向いている
コクヨ 青色シートで覚える暗記用ペンセット 青シート暗記の入門に。専用セットで始めやすい
コクヨ チェックル 塗ると書くを1本でこなしたい子向け
パイロット フリクションボール オレンジ 書き直し可能な練習用ペン。提出物には使わない
ヤマト CHIGIRU 暗記用フィルムふせん 教材を汚さず答えを隠したい子向け
透明クリアファイル+細字ホワイトボードマーカー ワークやプリントを汚さず、同じ問題を何度も解き直せる方法
カンミ堂 フセンマーカー 教材を汚さず重要箇所に印をつけたい子向け
コクヨ バンドでまとまる単語カード スキマ時間の暗記に使いやすい
ソニック 時っ感タイマー 時間を区切る集中管理用

定期テストで点数を上げるために大切なのは、どれだけ繰り返したかです。

一度ワークを解いて終わり。
一度マーカーを引いて終わり。

これだと、せっかく勉強していても点数につながりにくいことがあります。

シートで隠す。
思い出す。
確認する。
もう一度隠す。

この地道な繰り返しをしている子が、テスト前に強いです。

今日できることは、たくさん買うことではありません。

まずは、赤シートを1枚用意する。
オレンジペンを1本用意する。
間違えた問題をもう一度解く場所を決める。

このくらいで十分です。

最後に塾長として一言

20年以上生徒を見てきて感じるのは、成績が上がる子は必ず「繰り返している」ということです。

付箋でも、単語カードでも、赤シートでも、青シートでも構いません。

大切なのは、覚えたかどうかを自分で確認する仕組みを持っていることです。

逆に、成績が伸び悩む子は、毎回同じやり方で勉強して、同じところで止まっていることがあります。

同じやり方で同じ結果が続いているなら、仕組みを少し変えてみるタイミングかもしれません。

小さく始めて、同じ問題をもう一度解ける形を作る。

それが、定期テスト勉強で一番大切な準備です。

「ワークが終わらない」という悩みがある場合は、まずはこちらの記事から読んでみてください。

定期テスト全体の勉強計画を見直したい方はこちらです。

家庭学習の仕組みから見直したい方は、通信教育の比較記事も参考になります。

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この記事を書いた人

「難関校合格指導」はもちろん、「勉強しない子」「伸びない子」を変えてきた現役塾長。

和歌山県で20年以上続く学習塾を運営。
中央大学卒業後、カナダ留学を経て、英会話スクール・コンピュータースクールを運営。

現在は、小学生・中学生・高校生を対象に指導し、超基礎から最難関校受験対策まで幅広く対応。
これまで数多くの生徒の成績向上・志望校合格をサポートしてきました。

「努力しているのに伸びない子」「やる気が出ない子」の改善も得意とし、
勉強法だけでなく、家庭での関わり方まで含めた指導を行っています。

このブログでは、現場での実体験をもとに、
保護者の方がすぐに実践できる具体的な方法をお伝えしています。

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