すららは不登校の中学生に合う?出席扱い・家庭学習・高校受験まで塾長が解説

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※本記事には広告・プロモーションが含まれています。

不登校・登校しぶり 出席扱い 高校受験

「このまま学校に行けなかったら、高校に行けなくなるんじゃないか……」

そう不安に思っている保護者の方に、まず伝えたいことがあります。

適切な方法をとれば、高校へは行けます。勉強の遅れも取り戻せます。

私は和歌山県で20年以上、学習塾を運営してきた現役塾長です。毎年数名、学校に行けない時期のある生徒が入塾してきます。

私はこれまで、保護者の方と生徒本人と一緒に、三人四脚のように一歩ずつ進みながら、高校合格の喜びを分かち合ってきました。

その子たちを見ていて、ずっと感じてきたことがあります。

不登校の子が一番つらいのは、勉強が遅れることだけでも、欠席日数が増えることだけでもありません。

先が見えない不安です。

「うちの子はこれからどうなるんだろう」

「何をすればいいかわからない」

「高校に行けるのかな」

この不安が大きくなると、親も子どもも動けなくなります。

教材を探しても、塾を探しても、学校に相談しようとしても、

「でも、何から始めればいいの?」

となって、手が止まってしまうのです。

この記事では、不登校・登校しぶりのある中学生の保護者の方に向けて、家庭学習で出席扱いを目指せる教材として知られる「すらら」を紹介しながら、現役塾長としての現場感覚を正直にお伝えします。

学校に戻ることだけがゴールではありません。

大切なのは、学びを止めないこと

そして、お子さんに合う未来への階段を見つけることです。

岩澤コーチ
岩澤コーチ

先が見えない不安は、情報を整理すると少し小さくなります。まずは「学校に戻す」よりも、「学びを止めない道」を一緒に探していきましょう。

まず結論|すららは不登校の中学生に合う?

すららは、不登校の中学生に向いている教材の一つです。

ただし、万能ではありません。

すららを使えば、必ず出席扱いになるわけでもありません。最終的な判断は、学校・校長先生が行います。

ここはとても大切です。

「すららを始めたから、今日から出席扱いになる」という仕組みではありません。

でも、すららには、不登校の家庭学習で使いやすい理由があります。

  • 学校の授業についていけなくなっている
  • 前の学年や前の単元から学び直したい
  • 何から勉強すればいいかわからない
  • 人の先生といきなり話すより、キャラクターとの学習の方が入りやすい
  • 家庭学習を続けながら、出席扱いも学校に相談したい
  • 発達障害、グレーゾーン、ADHD、ASD、LD、学習障害などの特性に合わせた学び方を探している

もちろん、すららだけですべて解決するわけではありません。

不登校の学習支援では、学校との相談、家庭での関わり方、必要に応じた塾や支援機関との連携も大切です。

それでも、家庭で学びを止めない教材として、すららはかなり検討する価値があります。

目次

不登校の中学生は約26人に1人|もう特別な少数派ではありません

文部科学省の令和6年度調査では、小・中学校の不登校児童生徒数は35万3,970人で、過去最多となっています。

そのうち中学生は21万6,266人です。

中学生だけで見ると、ざっくり言えば約26人に1人が不登校として計上されている状況です。

かなり多いですよね。

だから、まず知っておいてください。

お子さんが学校に行けない状況になっても、それは「その子だけの問題」ではありません。

同じように悩んでいる子も、保護者の方も、本当にたくさんいます。

35万3,970人小・中学校の不登校児童生徒数
21万6,266人そのうち中学生
13,261人ICT等の自宅学習を出席扱いとした児童生徒数

ただし、ここで大事なことがあります。

自宅でICT等を活用した学習活動が、指導要録上の出席扱いになる制度はあります。

でも、その制度を知らなければ、学校に相談することもできません。

制度はあります。

でも、まだすべての家庭が知っているわけではありません。

だからまずは、「こういう選択肢があるんだ」と知るところから始めてください。

不登校の中学生が家庭学習でつまずきやすいこと

学校に行けない時期が続くと、学習面でいくつかの問題が起きやすくなります。

塾に来る子たちを見ていても、よくあるパターンがあります。

学校の進度がわからなくなる

長く休んでいると、「今、学校で何をやっているのか」「どこから始めればいいのか」が分からなくなります。

これ、子ども本人にとってはかなりしんどいです。

周りがどんどん先に進んでいるように感じて、自分だけ置いていかれた気持ちになります。

でも、いきなり全部を取り戻そうとしなくて大丈夫です。

まずは、今どこで止まっているのかを整理すること。そこからです。

英語・数学の前の単元で止まっている

中学生の不登校で特に注意したいのが、英語と数学です。

中2や中3の内容で止まっているように見えて、実は中1や小学校内容に原因があることもよくあります。

数学なら、分数、割合、正負の数、文字式。

英語なら、be動詞、一般動詞、語順、三単現。

ここがあいまいなまま今の単元だけをやっても、なかなか前に進みません。

「今の学年の勉強をしなきゃ」と焦る気持ちは分かります。

でも、必要なら戻った方が早いです。

ここを間違えると、時間ばかり使って、本人の自信がさらに削られてしまいます。

提出物や定期テストをどうすればいいかわからない

不登校といっても、状況はそれぞれです。

テストだけは受けに行ける子もいます。提出物は家でできる子もいます。保健室や別室なら行ける子もいます。

逆に、学校の話題が出るだけで固まってしまう子もいます。

大事なのは、「全部できるか、全部できないか」で考えないことです。

できることを一つずつ整理して、学校と相談する。これが現実的です。

高校受験が見えなくなる

保護者の方が一番不安になるのは、やはり高校受験だと思います。

「欠席が多いと不利になるのでは」

「内申点がつかないのでは」

「高校に行けなくなるのでは」

この不安は当然です。

でも、選択肢は一つではありません。

公立高校、私立高校、通信制高校、サポート校、専修学校など、地域によっていろいろな進路があります。

だからこそ、早い段階で情報を集めることが大切です。

先が見えないと、人は動けません。

逆に、少しでも先が見えると、子どもは動き出すことがあります。

朝起きられない背景に、起立性調節障害がある場合もあります

不登校や登校しぶりの中には、「学校に行きたくない」という気持ちだけでなく、体調面の理由が関係している場合もあります。

特に中学生では、朝起きられない、午前中に強いだるさがある、立っていると気分が悪くなる、午後になると少し動けるようになる、といった状態が見られることがあります。

このような場合、起立性調節障害、いわゆる起立性障害などが関係している可能性もあります。

怠けと決めつけないことが大切です

「学校に行きたい気持ちはあるのに、体が動かない」という子もいます。まずは怠けと決めつけず、必要に応じて医療機関に相談してください。

そのうえで大切なのは、体調のよい時間帯に、できる範囲で学びを止めないことです。

午前中に動けなくても、午後や夕方なら少し学習できる子もいます。お子さんの状態に合わせて、無理のない時間帯に学習できる環境を作ることが、高校受験に向けても大切になります。

朝起きられない状態が続いている場合は

朝になると体が動かない、午前中に強いだるさがある、立ちくらみや頭痛・腹痛がある場合は、起立性調節障害など体調面が関係していることもあります。

不登校や登校しぶりの原因を「気持ちの問題」だけで決めつけず、体調に合わせた家庭学習と高校受験の考え方も確認しておくと安心です。

朝起きられない中学生の勉強と起立性調節障害について読む

現役塾長が見てきた不登校の子の変化

ここからは、制度の話ではなく、私が塾の現場で見てきたことをお話しします。

岩澤コーチ
岩澤コーチ

最初から成績を上げようとしなくて大丈夫です。まずは安心できる場所と、小さな成功体験を作ることから始めます。

最初は「安心できる場所」を作ることから始めます

学校に行けない時期のある生徒が塾に来るとき、最初はとても緊張しています。

いきなり他の生徒がたくさんいる時間に来るのは、かなり負担になります。

だから私は、その子の状態に合わせて、他の生徒がいない時間に面談や授業をすることがあります。

まずは、安心できる場所を作る。そこからです。

最初からたくさん勉強させようとはしません。

その子のゴールに合わせて、負担になりすぎないカリキュラムを作ります。

ほめて、ほめて、もう一度ほめる。

「今日来られたね」

「この問題、合っているよ」

「前より手が動いたね」

本当に小さなことでいいんです。

自信がなくなっている子に必要なのは、まず「自分にもできる」という感覚を取り戻すことです。

自信が戻ると、テストや受験に前向きになる

しばらくすると、他の生徒がいても、私との授業に集中できるようになる子がいます。

少しずつ自信が戻ってくると、「次のテストで何点取りたい」「この高校に行きたい」という言葉が出てくることもあります。

学校に少しずつ戻れる子もいます。

一方で、塾には慣れて学力がついても、学校へ戻ることが難しい子もいます。

でも、それでも大丈夫でした。

実際に見てきたこと

ある生徒は、学校に戻ることは難しかったけれど、自宅と塾での学習を続け、第一志望の私立高校に合格しました。

そして、入りたかったクラブに所属して、楽しい高校生活を送りました。

学校に戻ることだけがゴールではありません。

大切なのは、未来への道を閉ざさないことです。

内申点が不安でも、入試本番の学力は残せます

不登校の中学生が高校受験までに整理したい流れとポイントを、保護者向けにまとめた図解

不登校の生徒の保護者の方から、「欠席が多いと高校受験で不利になりますか?」と聞かれることがあります。

これは、とても大事な質問です。

正直に言うと、欠席が多い場合、通知表や内申点で不利になる可能性はあります。

授業を受けていないぶん、提出物、小テスト、授業中の取り組み、主体的に学習に取り組む態度などの評価材料が少なくなりやすいからです。

ただし、ここであきらめる必要はありません。

高校入試の仕組みは、都道府県や高校によって違います。

調査書を重視する学校もあれば、入試本番の点数を重視する学校もあります。

公立高校、私立高校、通信制高校、サポート校、専修学校など、選択肢も一つではありません。

私の地元である和歌山県の公立高校入試でも、内申点、入試本番の点数、総合判断など、複数の観点から合否が決まる仕組みがあります。

そのため、私が不登校の時期がある生徒を指導するときに大切にしている作戦は、はっきりしています。

内申点だけに頼らず、入試本番の点数で勝負できる学力を残すことです。

もちろん、実際にどの段階で合格したかが公表されるわけではありません。

ですから、「この生徒はこの段階で合格した」と断定することはできません。

それでも、内申点が不利になる可能性があっても、入試の点数を伸ばす道はあります。

実際に、欠席が多い状態からでも、入試本番で点を取れる力を伸ばし、高校合格につながった生徒を毎年見てきました。

だからこそ、学力を止めないことが何より大切です。

すららで出席扱いになる?制度の基本をやさしく解説

不登校の出席扱いについて、制度の基本を整理します。

文部科学省は、義務教育段階の不登校児童生徒が、自宅でICT等を活用した学習活動を行った場合、一定の要件を満たし、学校長が有効・適切と判断すれば、指導要録上の出席扱いにできるという考え方を示しています。

すららで不登校の出席扱いを相談するときの流れを、学校相談から学習履歴の共有まで整理した図解

ここで大切なのは、次の3つです。

  • すららを使えば自動で出席扱いになるわけではない
  • 学校との連携が必要
  • 最終的には学校・校長先生の判断が関わる

つまり、「すららを始めたので、出席扱いにしてください」と家庭だけで決められるものではありません。

学校と相談しながら進める必要があります。

すららの出席扱い認定実績

ただ、すらら公式サイトでは、すららを使った家庭学習による出席扱い認定人数が累計2,500人以上と案内されています。

もちろん、これは「すららを使えば必ず出席扱いになる」という意味ではありません。

それでも、学校に相談するための教材として、多くの家庭で活用されてきた実績があることは分かります。

担任の先生、学年主任、教頭先生、校長先生などに、家庭での学習状況や今後の学習計画を共有しながら進めることが大切です。

高校生はどうなる?

ここで説明している「自宅でICT等を活用した学習活動の出席扱い」は、主に小学生・中学生の義務教育段階を対象にしたものです。

高校では、出席、単位、進級の扱いが学校ごとに異なります。

そのため、高校生の場合は、在籍校に別途確認が必要です。

出席扱いを目指すときに大切な7つの視点

自宅でのICT学習を出席扱いとして相談する場合、文部科学省の通知では、いくつかの要件が示されています。

難しく見えるかもしれませんが、ざっくり言うと、学校とつながりながら、お子さんの状態に合った学習を、計画的に続けていることが大切です。

ここでは、保護者の方に分かりやすく、7つの視点として整理します。

1保護者と学校が連携していること

家庭だけで進めるのではなく、学校と連絡を取りながら進めることが大切です。

「すららを始めたので出席扱いにしてください」と一方的に伝えるより、「家庭でこういう学習を続けたいです」「学習履歴を学校に共有したいです」「どのような形なら学校として確認しやすいですか」と相談する方が現実的です。

2ICT等を活用した学習であること

出席扱いの相談では、自宅でどのような学習をしているかが重要になります。

すららは、パソコンやタブレットを使って学習するオンライン教材です。そのため、自宅でICTを使った学習を続ける教材として、学校に説明しやすい面があります。

3対面指導や学校との関わりがあること

出席扱いは、オンライン教材だけで完結するものではありません。

学校の先生、スクールカウンセラー、教育支援センターなどとの関わりが必要になる場合があります。

家庭訪問、別室登校、保健室登校、短時間登校など、お子さんの状態に合わせて、無理のない形を学校と相談することもあります。

4子どもの理解度に合った計画的な学習であること

不登校の時期は、学校の進度に合わせるだけでは苦しくなることがあります。

英語や数学は、前の学年の内容で止まっていることも少なくありません。

だからこそ、今の学年だけでなく、つまずいたところまで戻れる教材は使いやすいです。すららは無学年式の教材なので、前の単元や前の学年に戻って学び直すことができます。

5学習状況を学校が把握できること

学校に出席扱いを相談する場合、「家庭で勉強しています」だけでは弱いです。

いつ、何を、どれくらい学習したか。どの単元を進めたか。どのくらい継続できているか。

こうした学習状況を示せることが大切です。すららは学習履歴が残るため、学校に学習状況を共有する材料として使いやすいです。

6学校外の支援との関係も確認すること

地域によっては、教育支援センター、フリースクール、相談機関など、学校外の支援が利用できる場合もあります。

どの支援が合うかは、お子さんの状態によって違います。すららだけに絞るのではなく、学校や地域の支援も含めて相談するとよいです。

7学習内容が学校の教育課程に照らして適切か

学校は、家庭での学習内容を見ながら、それが学校の教育課程に照らしてどう扱えるかを判断します。

そのため、どの教科を、どの単元から、どのくらい進めるのかを整理しておくことが大切です。

すららで学習した内容や履歴を学校に共有し、学校側に確認してもらうことが大切です。

学校に相談する前に、まず情報を手元に置いておきましょう

ここまで読むと、「学校にどう相談すればいいんだろう」「何を見せれば、先生に伝わるんだろう」と感じる方もいると思います。

正直、ここが一番むずかしいところです。制度を知っていても、保護者だけで学校に説明するのは不安ですよね。

ただ、何もない状態で学校に相談するより、先に出席扱いの考え方や、学習履歴の見せ方、学校相談の流れを確認しておくだけで、かなり話しやすくなります。

すらら公式サイトでは、不登校の家庭学習や出席扱い、学校に相談するときの流れが案内されています。いきなり入会を決める必要はありません。

まずは、学校に相談する前の情報集めとして、すららの出席扱い・家庭学習の案内を確認しておくと安心です。

すららの出席扱い・家庭学習の案内を見る

すららが不登校の家庭学習に向いている理由

すららが不登校の家庭学習で検討しやすい理由は、出席扱いそのものを保証するからではありません。

出席扱いを学校に相談するときに必要な材料を準備しやすく、家庭で学びを続けやすいからです。

前の学年まで戻れる

学習の穴がある場合も、必要な単元まで戻って確認しやすいです。

学校内容の復習にも使える

今学校で習っている内容の復習や、理解できている単元の予習にも使えます。

学習履歴が残る

いつ・何を・どれだけ学習したかを、学校相談の材料にしやすいです。

前の学年まで戻って学び直せる

学校に行けない時期があると、学習の穴が開きます。

そして、その穴は今の学年だけを勉強しても埋まらないことがあります。

すららは無学年式なので、必要に応じて前の単元や前の学年まで戻れます。

これは、不登校の時期に学び直しをするうえで大きな強みです。

「今さら中1の内容に戻るのは恥ずかしい」と思う子もいます。

でも、自宅学習なら、人目を気にせず戻れます。

ここはすごく大きいです。

今の学校内容の復習にも使える

すららは、戻るだけの教材ではありません。

今学校で習っている内容の復習にも使えます。理解できているところは、学校で習う前の予習にも使えます。

「戻る」「復習する」「先に進む」。この3つを、お子さんの状態に合わせて選べるのが特徴です。

キャラクターとの対話型で入りやすい

不登校の時期は、人と話すこと自体にエネルギーを使う子もいます。

先生と話すのがしんどい。質問するのが怖い。間違えるのが嫌。

そういう子にとって、いきなり対面で授業を受けるのはハードルが高いことがあります。

すららは、キャラクターが問いかけながら進む対話型の教材です。

人の先生と直接話すより、画面のキャラクターとの学習の方が入りやすい子もいます。

すらら公式ページでも、キャラクターの先生が問いかけながら進めることや、ほめてくれることでやる気につながることが紹介されています。

もちろん、すべての子に合うわけではありません。

でも、最初の一歩としては、かなりやさしい入り口になりやすいです。

学習履歴が残るので学校相談に使いやすい

不登校の家庭学習で大切なのは、学習の記録です。

学校に相談するとき、「今日は英語をやりました」「数学を少し進めました」という口頭説明だけでは、学校側も判断しにくくなります。

すららは、学習した時間や単元の履歴を確認しやすいため、学校に学習状況を伝える材料になります。

これは、出席扱いを相談するうえでも大切です。

すららコーチが家庭学習を支えてくれる

ここは誤解されやすいので、はっきり書いておきます。

すららコーチは、毎回オンラインで直接授業をしてくれる先生ではありません。

横について問題を教えてくれる個別指導の先生とも違います。

すららコーチは、学習履歴などをもとに、家庭学習の進め方や学習計画を支えるサポーターに近い存在です。

不登校の時期は、親だけで学習計画を立てようとすると負担が大きくなります。

「今日はやったの?」「いつやるの?」「このままでいいの?」

こういう声かけが増えると、親子で苦しくなってしまうこともあります。

第三者の視点が入ることで、「どこから始めるか」「どれくらい進めるか」を整理しやすくなります。

出席扱いが学習の動機づけになることがある

私は、出席扱いはとても良い制度だと思っています。

「出席扱いになるなら頑張ろう」

そう思える子にとっては、大きな動機づけになります。

そして、その動機づけによって、すららを続ける。続けることで学力がつく。

さらに、すららのご褒美やキャンペーンがある場合は、それも励みになることがあります。

出席扱い、学習継続、学力回復。

この3つがつながれば、一石三鳥以上の価値があります。

発達障害・グレーゾーンの子にも使いやすい?

不登校の背景には、発達障害、グレーゾーン、ADHD、ASD、LD、学習障害などの特性が関係していると、保護者が感じるケースもあります。

もちろん、医学的な判断は専門機関に相談する必要があります。

ただ、学習面で見ると、「集団授業がしんどい」「板書が苦手」「人前で間違えるのがつらい」「どこでつまずいたのか本人も分からない」という子はいます。

すららは、キャラクターとの対話型で進み、スモールステップで学習しやすい教材です。

また、無学年式なので、前の単元に戻りやすいです。

特性がある子にとって、いきなり学校の進度に合わせるより、本人のペースで戻れることが安心材料になる場合があります。

ただし、すららがすべての発達特性に合うわけではありません。

合うかどうかは、実際に画面を見て、お子さんが「これならできそう」と感じるかを確認するのが大切です。

出席扱いと内申点・通知表は別の話です

不登校の出席扱い、通知表、内申点、高校受験の違いを中学生の保護者向けに整理した図解

ここは正直に書きます。

出席扱いになれば、高校受験が安心というわけではありません。

出席扱いは大きな一歩です。

でも、出席扱いと通知表、内申点、高校受験は同じではありません。

出席扱いとして認められても、小テスト、提出物、定期テスト、実技教科、主体的に学習に取り組む態度などをどう評価するかは、学校との相談が必要です。

授業を受けていない場合、評価材料が少なくなりやすいのは事実です。

だからこそ、早い段階で学校に確認しておくことが大切です。

学校に確認しておきたいこと

  • 提出物はどうすればよいか
  • 定期テストは受けられるか
  • 別室でテストを受けることはできるか
  • 実技教科の評価はどうなるか
  • 家庭学習の記録は評価材料になるか
  • 通知表や内申点にどのように関わるか

出席扱いはゴールではありません。

学習を続けるための足がかりです。

高校受験が不安な保護者へ

不登校の中学生の高校受験が不安な保護者に向けて、最初に整理したい4つのステップをまとめた図解

「このまま欠席が続いたら、高校に行けなくなるんじゃないか」

この不安、とてもよく分かります。

でも、選択肢は一つではありません。

ここからは、保護者の方にまずやってほしいことを整理します。

1地域の高校情報を集める

まず、行ける可能性のある高校を広く調べてください。

公立高校だけでなく、私立高校、通信制高校、サポート校、専修学校など、選択肢はたくさんあります。

最初から一つに絞らなくて大丈夫です。

「こんな高校もあるんだ」「この学校なら通えそう」「このクラブは楽しそう」そう思える情報を集めることが第一歩です。

2お子さんと一緒に情報を見る

保護者だけが情報を持っていても、お子さんの心は動きません。

集めた高校情報を、親子で一緒に見てください。

「この学校、面白そう」「このクラブに入りたい」「この制服いいな」そんな小さな反応でかまいません。

未来のイメージが少しでも見えると、勉強への意味が生まれます。

目標が見つかれば、必要な学力が定まります。必要な学力が定まれば、何をすればよいかが見えてきます。

3必要な学力を逆算する

行きたい高校が少しでも見えてきたら、必要な学力を逆算します。

入試でどのくらい点数が必要なのか。どの教科を優先すべきなのか。英語と数学を戻す必要があるのか。理科・社会で得点を作れるのか。

ここが見えてくると、勉強が「ただの苦しい作業」ではなくなります。未来につながる準備になります。

4学習を止めない環境を作る

不登校の時期に一番避けたいのは、学びが完全に止まってしまうことです。

1日10分でもいいです。英単語だけでもいいです。数学の1単元だけでもいいです。

ゼロの日を少しずつ減らすことが大切です。

ただし、時間を浪費する勉強方法は避けたいです。

限られた時間の中で、どこから戻るのか。どの教科を優先するのか。何を目標にするのか。

ここを手引きしてくれる教材やコーチ、個別指導の存在はとても大切です。すららは、その選択肢の一つです。

不登校の中学生を支える保護者の関わり方を、効果的な関わり方と避けたい関わり方に分けて整理した図解

間違いは神様のプレゼント

私は塾生によくこう話します。

間違いは神様のプレゼントだよ。

これは、不登校の家庭学習にも同じことが言えます。

試して合わなかったとしても、それは失敗ではありません。

「うちの子には、この方法は合わなかった」と分かったこと自体が、大切な経験です。

大事なのは、合わない方法を責めることではなく、次の方法を探すことです。

すららを学校に相談するときのポイント

出席扱いを目指す場合、口頭で、「出席扱いにしてほしいです」と伝えるだけでは、学校側も判断しにくいことがあります。

学校に相談するときは、次のように整理しておくと話しやすいです。

  • 子どもが現在、学校に通いづらい状態であること
  • 家庭で学習を止めない形を作りたいこと
  • すららを使って、計画的に学習したいこと
  • 学習履歴を学校に共有したいこと
  • 出席扱いの可能性について相談したいこと
  • 通知表や提出物、定期テストの扱いも相談したいこと

学校も、いきなり判断するのは難しいです。

だからこそ、資料や学習計画、学習履歴があると話が進めやすくなります。

すらら公式サイトでは、不登校の家庭学習や出席扱いに関する案内、出席扱い認定の実績、学校に相談するときの流れなどが紹介されています。

また、すらら公式サイトでは、すららを使った家庭学習による出席扱い認定人数が累計2,500人以上と案内されています。

もちろん、これは「すららを使えば必ず出席扱いになる」という意味ではありません。

それでも、学校に相談するための教材として、多くの家庭で活用されてきた実績があることは分かります。

何もない状態で学校に相談するより、事前に出席扱いの考え方や、学習履歴の見せ方、学校相談の流れを確認しておくと、話が進めやすくなります。

まずは、学校に相談する前の情報集めとして、すららの出席扱い・家庭学習の案内を確認しておくと安心です。

すららを試す前に確認したい2つのこと

すららは、不登校の中学生にとって有力な選択肢です。

ただし、申し込めば自動的に出席扱いになるわけでも、すぐに成績が上がるわけでもありません。

始める前に、最低限この2つは確認しておきましょう。

子ども本人が「これなら少しできそう」と思えるか

保護者が良い教材だと思っても、本人がまったく触れなければ続きません。

不登校の時期は、いきなり完璧を目指さなくて大丈夫です。

1日10分でも、1単元でも、まずは始められる形を作ることが大切です。

画面を見て、「これなら少しできそう」と思えるかを確認してください。

最初の目標は、長時間勉強することではありません。

まずは、学習画面を開けた。1問だけできた。少しだけ前に進めた。それで十分です。

PCやタブレットなど利用環境に問題がないか

すららはオンライン教材です。

利用するには、PCやタブレットなどの学習環境が必要です。

スマホだけで本格的に進めるより、落ち着いて学習できる画面サイズを用意した方が続けやすくなります。

不登校の時期は、学習そのものへの負担をできるだけ小さくすることが大切です。

画面が見にくい、操作しにくい、家族と共有で使いづらい。

こうした小さなストレスでも、学習が止まる原因になります。

始める前に、どの端末で、どの場所で、どの時間帯に使うかを決めておくと安心です。

よくある質問

すららを使えば必ず出席扱いになりますか?

いいえ。すららを使えば自動で出席扱いになるわけではありません。

出席扱いにするかどうかは、学校・校長先生の判断が関わります。

ただし、すららは学習履歴や学習計画を整理しやすいため、学校に相談する材料として使いやすい教材です。

出席扱いになれば内申点は上がりますか?

出席扱いと内申点は同じではありません。

出席日数として扱われても、通知表の評価は、提出物、定期テスト、小テスト、実技、観点別評価など、学校の判断が関わります。

出席扱いを相談するときは、通知表や内申点への扱いも学校に確認しておきましょう。

不登校でも高校受験はできますか?

できます。

ただし、地域や高校、選抜方法によって必要な準備は異なります。

欠席日数や内申点が不安な場合でも、入試本番で点を取れる力をつけることは大切です。

適切な方法で学習を続ければ、高校へ向かう道はあります。

学校に戻れない場合でも大丈夫ですか?

学校に戻ることだけがゴールではありません。

もちろん、少しずつ戻れるなら、それは良いことです。

でも、戻ることが難しい子もいます。

その場合でも、自宅や塾で学習を続け、高校へ進む道を作ることはできます。

実際に、学校に戻ることが難しくても、自宅と塾で学習を続け、高校に進学した生徒を見てきました。

まず何をすればいいですか?

まずは、学校とつながりを持つことです。

そのうえで、家庭で学習を止めない方法を考えます。

すららを検討する場合は、不登校向けの出席扱い・家庭学習の案内を確認し、学校に相談する材料を集めるところから始めるとよいです。

まとめ|不登校の時期でも、学びと未来は止めなくていい

不登校の時期に大切なのは、学校に戻ることだけではありません。

もちろん、学校に戻れるなら、それは良いことです。

でも、それだけをゴールにすると、親も子どもも苦しくなることがあります。

大切なのは、学びを止めないこと。

未来への階段を見つけること。

そして、お子さんに合った方法で高校へ向かう道を作ることです。

適切な方法をとれば、高校へは行けます。

勉強の遅れも取り戻せます。

出席扱いは、そのための大きな足がかりになることがあります。

ただし、出席扱いだけで高校受験が解決するわけではありません。

出席扱い、通知表、内申点、入試本番の学力。

これらを分けて考え、学校と相談しながら進めることが大切です。

すららは、不登校の中学生が家庭で学びを続けるための有力な選択肢です。

もちろん、すららを使えばすべて解決するわけではありません。

出席扱いになるかどうかは学校・校長先生の判断ですし、通知表や内申点の扱いも学校との相談が必要です。

それでも、学習を止めず、学校に相談する材料をそろえ、高校へ向かう道筋を作るための一歩にはなります。

岩澤コーチ
岩澤コーチ

不登校の時期があっても、未来が閉じるわけではありません。今日できる一歩を決めることが、次の道につながります。

まずは一歩だけ。案内を手元に置くところから

先が見えない不安は、情報を集めることで少しずつ小さくなります。

20年以上、毎年そうして高校へ進んでいった子を、私は見てきました。

まずは一歩だけ。

学校に相談する前に、すららの出席扱い・家庭学習の案内を手元に置くところから始めてみてください。

すららの出席扱い・家庭学習の案内を見る

出典・参考

  • 文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」
  • 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について」
  • 文部科学省「不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱いについて」
  • すらら公式サイト「不登校の不安を解消する!」

※令和6年度調査結果は、令和7年10月29日公表、令和8年1月16日一部修正の資料を参照しています。

※出席扱い、通知表、内申点、高校入試での扱いは、学校・地域・年度によって異なる場合があります。必ず在籍校や教育委員会、志望校の最新情報をご確認ください。

※すららで出席扱いが認定されるかどうかは、学校・校長先生の判断によります。制度の利用にあたっては、必ず学校に相談しながら進めてください。

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この記事を書いた人

「難関校合格指導」はもちろん、「勉強しない子」「伸びない子」を変えてきた現役塾長。

和歌山県で20年以上続く学習塾を運営。
中央大学卒業後、カナダ留学を経て、英会話スクール・コンピュータースクールを運営。

現在は、小学生・中学生・高校生を対象に指導し、超基礎から最難関校受験対策まで幅広く対応。
これまで数多くの生徒の成績向上・志望校合格をサポートしてきました。

「努力しているのに伸びない子」「やる気が出ない子」の改善も得意とし、
勉強法だけでなく、家庭での関わり方まで含めた指導を行っています。

このブログでは、現場での実体験をもとに、
保護者の方がすぐに実践できる具体的な方法をお伝えしています。

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