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高専は、合う子にとっては大きく伸びる進路です。
ただし、「就職に強そう」「大学受験がなさそうで楽そう」「ゲームを作りたい」「パソコンを勉強したい」だけで選ぶと、入学後にミスマッチが起こることがあります。
高専は、数字で見ても魅力のある進路です。 本科卒業後は就職が約6割、進学が約4割。 就職率は例年ほぼ100%、求人倍率は20倍超とされています。
ただし、数字が良いことと、お子さんにその学科が合うことは別問題です。 高専は5年一貫で専門分野を学ぶ進路だからこそ、出願前に「何を学ぶのか」「5年間続けられるのか」を確認しておく必要があります。
高専って就職に強いと聞くのですが、普通高校と何が違うのかよく分からなくて……。うちの子がついていけるのかも不安です。
大学受験がないなら楽そうだし、ゲームを作れそうなら情報系も楽しそう。
普通高校より自由そうなイメージもあります。
興味を持つ入口としては悪くありません。
ただし、高専は“楽な進路”ではありません。数字で見ると魅力のある進路ですが、学科の中身を知らないまま選ぶと、入学後に苦しくなることがあります。
高専は数字で見ても魅力的。ただし、最後は「合うかどうか」です
- 就職率・求人倍率などの数字は魅力的だが、「自分の子に合うか」は別問題
- 高専は5年間で専門分野を学ぶ進路。学科の中身を確認してから選ぶ必要がある
- 中1・中2から評定と主要科目を意識しておくことが、選択肢を広げる
この記事では、高専の数字・普通高校との違い・向いている子・注意が必要な子・合格者の共通点・出願前チェックまで、現役塾長の視点で解説します。
高専を考える前に見ておきたい数字
※倍率・入試方式・募集人数・調査書の扱いは、学校・学科・年度によって変わります。必ず志望校の最新の募集要項をご確認ください。
ここで大切なのは、数字を「良い・悪い」だけで見ないことです。
58校、5年、約6割、約4割、1.41倍、1.85倍という数字は判断材料です。ただし、その数字が「わが子の志望校・志望学科・入試方式」にどう関係するのかまで確認して、はじめて進路判断に使えます。
この記事でわかること
- 高専と普通高校の違い
- 高専の学校数・就職率・進学割合・倍率などの数字
- 高専に向いている子・向かない子
- 「ゲームを作りたい」「パソコンが好き」だけで情報系を選ぶ注意点
- 岩澤コーチが見てきた高専合格者の共通点
- 中1・中2から評定を意識する理由
- 出願前に親子で確認しておきたいこと
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数字で見る高専|魅力と注意点を冷静に確認しましょう
高専を考えるときは、イメージだけで判断しないことが大切です。 「就職に強い」「大学受験がなさそう」「専門分野を早く学べる」といった印象だけでなく、まずは数字を見ておきましょう。
高専は、全国に国公私立合わせて58校あります。 内訳は、国立51校、公立3校、私立4校です。 中学校卒業後に進学し、5年間を通して一般科目と専門科目を学びます。
本科卒業後の進路は、就職が約6割、進学が約4割とされています。 就職率は例年ほぼ100%、求人倍率は20倍超とされ、高専が「就職に強い」と言われる理由は数字からも分かります。
数字から分かること
- 高専は就職にも進学にも強い進路である
- 一方で、普通高校とは学び方が大きく違う
- 受験倍率は学校全体・学科別・推薦込み・学力選抜のみで見え方が変わる
- 就職率が高いことと、本人に学科が合うことは別問題である
- 数字を見るだけでなく、志望校の募集要項と学科内容を確認する必要がある
数字だけを見ると、高専はとても魅力的な進路に見えます。 ただし、数字は判断材料であって、結論ではありません。 最後に大切なのは、その子がその学科で5年間学び続けられるかです。
数字を見ると、高専はすごく安心できる進路に見えますね。就職率や求人倍率を見ると、親としてはかなり魅力を感じます。
その見方は自然です。ただ、数字が良いからといって、すべての子に合うわけではありません。
高専は5年間で専門分野を学ぶ進路です。就職率や求人倍率を見るだけでなく、「その学科で何を学ぶのか」「本人が続けられるのか」まで見ることが大切です。
高専を考える保護者が不安に思いやすいこと
高専を検討している保護者の方からは、よく次のような相談を受けます。
普通高校と何が違うの?
高専は、中学校卒業後に進学できる5年一貫の高等教育機関です。 普通高校のように3年間で幅広く学ぶ学校ではなく、5年間を通して一般科目と専門科目を学びます。
うちの子はついていける?
就職率や求人倍率の数字は魅力的ですが、入学後は数学・理科・専門科目・実習・レポートに継続して取り組む力が必要です。
入ってから合わなかったら?
転科やコース変更の制度がある学校もありますが、成績・定員・学年・時期などの条件がある場合があります。 「入ってから変えればいい」とは言い切れません。
高専って普通高校と何が違うの?
普通高校は、3年間で幅広く学び、その後に大学・専門学校・就職などを選ぶ形が一般的です。
一方で高専は、5年間で専門分野を学ぶ進路です。 機械、電気電子、情報、建設・土木・都市環境、化学・生物、商船など、学校や学科によって学ぶ内容は大きく違います。
つまり高専は、「高校の代わり」というより、中学卒業後に早く専門分野へ進む進路だと考えた方が分かりやすいです。
うちの子は高専についていけるの?
高専で必要になるのは、入試で合格する学力だけではありません。 入学後も、数学・理科・専門科目・実験・レポートなどに継続して取り組む力が必要になります。
数字で見ると高専は魅力的です。 本科卒業後は就職が約6割、進学が約4割。就職率は例年ほぼ100%、求人倍率は20倍超とされています。
しかし、数字が良いからといって、全員に合うわけではありません。 本当に見るべきなのは、その学科で5年間学び続けられるかです。
特に注意したいケース
- 分からない問題をそのままにする
- 提出物を後回しにする
- 頑張り時に踏ん張れない
- 学科の中身をよく知らない
- 「なんとなく楽しそう」で選んでいる
入ってから合わなかったらどうなる?
高専では、学校によって転科やコース変更の制度がある場合もあります。 ただし、制度があることと、自由に変更できることは違います。
学科変更や転科には、学年、成績、定員、学校ごとの規定などの条件がある場合があります。 そのため、「合わなければ変えればいい」と安易に考えるのは危険です。
高専を目指すなら、出願前に、志望する学科で何を学ぶのか、入学後にコース分けがあるのか、転科や学科変更の条件があるのかを公式情報で確認しておきましょう。
入ってから合わなければ、あとで学科を変えればいいのかなと思っていました。
制度として転科やコース変更がある学校もあります。ただし、自由に変えられるとは限りません。
成績・定員・時期・学校ごとの規定が関係することがあります。だからこそ、入学後に考えるのではなく、出願前に学科の中身を確認しておくことが大切です。
高専に向いている子の特徴
1. 好きなことに熱中できる子
私が見てきた高専合格者には、好きなことに熱中できる子が多かったです。
勉強でもスポーツでも、やり出すと本気になる。 分からないことがあると、自分で調べたり、すぐに質問したりする。
そういう子は、高専の学びと相性が良いと感じます。 高専では、普通高校より早い段階で専門分野に入ります。 そのため、「広く浅く」よりも、ひとつのことを深く掘り下げることが好きな子に向いています。
好きなことなら頑張れる気がします。でも、好きだけで高専を選んでもいいんですか?
好きなことがあるのは、とても良い出発点です。
ただし、「好き」と「5年間学び続けられる」は少し違います。説明会、学科紹介、授業内容、卒業後の進路まで見て、それでも学びたいと思えるかを確認しましょう。
2. 数学・理科に前向きな子
高専受験では、入試方式や学校によって違いはありますが、基本的に英語・数学・理科は特に大切です。
特に、入学後の専門科目では、数学や理科の土台が関係してきます。 機械系、電気電子系、制御・ロボット系、建設・土木・都市環境系では、数学や物理の基礎が必要になりやすいです。
最初から完璧である必要はありません。 ただし、数学や理科に苦手意識が強いまま、何も対策せずに高専を目指すのは危険です。
数学が少し苦手でも、高専を目指していいですか?
今、少し苦手でも、基礎から積み直す気持ちがあるなら目指せます。
ただし、「苦手なまま放置して高専に入れば何とかなる」と考えるのは危険です。高専を考えるなら、早めに数学と理科の土台を整えておきましょう。
3. 分からないことを放置せずに聞ける子
高専に向いている子は、分からないことをそのままにしません。
高専向きの子は、完璧な子ではありません
大切なのは、最初から全部できることではなく、分からないときに止まらず動けることです。 「ここが分かりません」「なぜこうなるんですか」と聞ける子は、高専でも伸びやすいと感じます。
高専では、普通高校よりも専門的な内容が早く出てきます。 分からないことを放置すると、あとから一気に苦しくなる可能性があります。
高専受験で注意が必要な子
1. 「楽そうだから高専」と考えている子
中学生の中には、まだ高専について深く調べていない段階で、次のように感じる子もいます。
大学受験がないなら楽そう。
就職に強いなら高専でもいいかな。
普通高校より自由そうで、なんだか楽しそう。
興味を持つきっかけとしては悪くありません。 ただし、そのまま受験に進むのは危険です。
高専は、楽をするための進路ではありません。 合う子には非常に魅力的ですが、課題・実習・レポート・専門科目にしっかり向き合う必要があります。
ここで一度、確認してください
「楽そう」ではなく、「この分野を学びたい」「この学科で頑張りたい」という気持ちまで育っているかを、出願前に確認しましょう。
親としても、就職に強いなら安心と思ってしまいます。でも、楽そうという理由だけだと危ないんですね。
はい。高専の数字は魅力的ですが、本人が学ぶ内容を理解していないと、入学後に苦しくなることがあります。
「楽そう」ではなく、「この分野を学びたい」と言える状態に近づけてから出願する方が安全です。
2. 「ゲームを作りたいから情報系」は悪くない。でも、それだけで選ぶのは危険です
「ゲームを作りたい」「パソコンを勉強したい」「プログラミングに興味がある」
こうした理由で、情報系の学科に興味を持つ中学生は多いです。 これは悪いことではありません。好きなものから進路に興味を持つのは、とても自然なことです。
ただし、保護者の方に知っておいてほしいのは、ゲームが好きなことと、情報系の勉強に向いていることは同じではないという点です。
情報系で学ぶ内容の例
- プログラミング
- 数学・論理的思考
- ネットワーク
- データベース
- セキュリティ
- AI・データ活用
- 課題制作・レポート作成
ただパソコンを触るのが好きなだけではなく、 「なぜ動くのか」「どう作れば動くのか」「うまく動かないときに原因を探せるか」まで考える必要があります。
ゲームを作りたいという夢は、とても良い入口です。
でも、その夢を本当に進路につなげるなら、情報系で何を学ぶのかを出願前に確認しておくことが大切です。
3. やるべきことを後回しにする子
高専受験で注意が必要なのは、勉強が苦手な子だけではありません。 本当に危ないのは、頑張り時に頑張らない子です。
- 提出物を後回しにする
- テスト前だけ慌てる
- 苦手科目を放置する
- 分からないことを聞かない
- 学科の中身を調べない
この状態のまま高専を目指すと、受験だけでなく、入学後も苦しくなる可能性があります。 高専を考えるなら、まずは今の学校生活から整えることが大切です。
岩澤コーチが見てきた高専合格者の共通点
数字で見ると、高専はとても魅力のある進路です。 ただし、実際に高専で伸びるかどうかは、本人の学び方や性格にも大きく関わります。
私がこれまで指導した高専合格者の中にも、和歌山高専の電気情報工学科や環境都市工学科を目指した生徒がいました。 個人が特定されないように、少しぼかして紹介します。
中2秋から高専を意識
中1春から通っていた生徒です。 中2秋ごろから高専を意識し、和歌山高専の電気情報工学科を目指しました。
学力は上位で、理科や数学への興味も強く、こちらから見ても高専に向いていると感じるタイプでした。
推薦では届かず、一般で合格
中3春に入塾した生徒です。 和歌山高専の環境都市工学科を志望していました。
環境都市工学科は、建築そのものというより、建設・環境保全・防災・まちづくりなど、社会基盤や地域を支える分野を学ぶ学科です。
最初の学力は中の上くらいでしたが、途中から大きく伸びました。 推薦では届きませんでしたが、一般入試で合格しました。
中1平均から中2以降に上位へ
中1から通っていた生徒です。 中1のころは平均レベルでしたが、中2以降に上位へ伸び、最終的に和歌山高専の電気情報工学科を目指しました。
勉強でもスポーツでも、やり出すと魂を込めるように取り組むところがありました。
3人に共通していたこと
- 好きなことに熱中できる
- 理科や数学に前向きだった
- 分からないことをすぐ聞ける
- 自分で調べる力があった
- 途中で本気になれる場面があった
- 最後は自分で進路を決めようとしていた
数字で見ると、高専は就職率や求人倍率の面で非常に魅力的です。 しかし、現場で生徒を見ていると、最後に大事になるのは、本人が納得して選び、自分で動けるかどうかだと感じます。
私が見てきた高専合格者は、最初から全員が完璧だったわけではありません。
ただ、共通していたのは、必要な場面で本気になれること、分からないことを聞けること、自分で調べて次の行動を考えられることでした。高専を目指すなら、こうした姿勢も大切にしてほしいと思います。
高専受験で早めに準備すべきこと
令和7年度の倍率をどう見るか
高専受験の難しさは、「高専は難しい」「高専は倍率が低い」と一言で判断できるものではありません。
令和7年度の国立高専全体では、志願者数は13,326人、入学定員に対する志願倍率は1.41倍、学力選抜のみの実質倍率は1.85倍でした。
ただし、倍率を見るときは注意が必要です。 学校全体の倍率なのか、学科別の倍率なのか、推薦込みなのか、学力選抜だけなのかで、数字の意味が変わります。
倍率だけで判断しない
「倍率が低いから簡単」「倍率が高いから無理」と決めつけるのは危険です。 志望校・志望学科・入試方式ごとの数字を見て、現実的な対策を考えることが大切です。
1.41倍と聞くと、思ったより低く感じます。これならそこまで難しくないと考えてもいいのでしょうか?
そこは注意が必要です。倍率は、学校全体なのか、学科別なのか、推薦込みなのか、学力選抜のみなのかで意味が変わります。
「数字が低いから簡単」と見るのではなく、志望校・志望学科・入試方式ごとに確認することが大切です。
中1・中2から評定を意識する
高専を少しでも考えているなら、中1・中2から評定を意識しておくことが大切です。
推薦選抜や学力選抜で調査書を使う学校は多く、扱いは学校ごとに異なります。 特に推薦を考える場合は、中3になってから慌てるのではなく、中1・中2のうちから、定期テスト、提出物、授業態度を整えておくことが大切です。
中3になってからでは、選択肢が狭くなることがあります
「中3になってから頑張ればいい」と考えていると、推薦の可能性や評定面で後悔することがあります。 高専を少しでも考えているなら、早めに学校の成績と提出物を整えておきましょう。
中3から本気を出せば間に合うと思っていました。中1・中2の成績も大事なんですね。
中3から伸びて合格する生徒もいます。ただし、推薦や調査書を考えると、中1・中2から準備していた方が選択肢は広がります。
高専を少しでも考えているなら、定期テスト、提出物、授業態度を早めに整えておきましょう。
英語・数学・理科は特に大切
高専受験では、入試方式や学校によって科目は異なりますが、基本的に英語・数学・理科は特に大切です。 数学は入試だけでなく入学後の専門科目にも関わります。 英語も、受験科目としてだけでなく、将来の進学や技術分野で必要になる場面があります。
推薦なら作文練習も早めにする
推薦入試で作文がある場合は、事前にしっかり練習しておく必要があります。 なぜ高専を志望するのか、その学科で何を学びたいのか、将来どうつなげたいのかを、自分の言葉で伝える必要があります。
できれば、国語の先生や信頼できる先生に添削してもらうとよいです。 私の生徒にも、作文練習をして、国語の先生に見てもらっていた子がいました。
一般入試なら受験科目と過去問を確認する
一般入試を受ける場合は、まず志望校の受験科目を確認しましょう。 4科目なのか、5科目なのか。配点はどうなっているのか。過去問はどのような出題傾向なのか。 まずは学校ワークや基礎内容を固め、そのうえで過去問に進むことが大切です。
普通高校と高専で迷ったときの判断基準
高専って、ただ就職に強い学校というだけではないんですね。
数字は魅力的だけど、学科の中身まで見ないといけない理由が分かってきました。
ゲームとかパソコンのイメージだけで決めるんじゃなくて、
どの学科で何を勉強するのかをちゃんと見た方がよさそうですね。
本人が納得しているか
高専は、親が良いと思うだけでは続きません。 通うのは本人です。本人が5年間学ぶ覚悟を持てるかが大切です。
学科で何を学ぶか
電気情報、情報、環境都市、機械、化学などでは、学ぶ科目も将来の方向性も変わります。 特に環境都市工学科は、建築だけではなく、建設・環境保全・防災・まちづくりなども関係します。
将来とつながるか
就職だけでなく、大学編入・専攻科・大学院進学などの道もあります。 高専は就職だけで終わる進路ではありません。
普通高校は「進路を後で考える余地」が大きい
普通高校は、3年間で幅広く学びながら、大学・専門学校・就職などを考えていく進路です。 まだ文理も将来もはっきりしていない子にとっては、普通高校の方が自然な場合もあります。
高専は「早く専門へ進む」進路
一方で高専は、中学卒業後に早く専門分野へ進む進路です。 ものづくり、電気、情報、建設・土木・都市環境、化学、ロボットなどに強い興味があり、専門分野を早く学びたい子には大きなチャンスになります。
大切なのは、「高専の方が上」「普通高校の方が安全」と決めつけることではありません。 お子さんが、どちらの学び方に合っているかです。
高専選びで後悔しないために、出願前に確認したいこと
高専を目指す前に、最低限確認しておきたいことがあります。 特に、数字は「何の数字か」を必ず確認してください。
| 確認項目 | 見るべきポイント |
|---|---|
| 高専と普通高校の違い | 3年制ではなく、5年一貫の専門教育であること |
| 志望学科の内容 | 何を学ぶのか、将来どんな分野につながるのか |
| 入試方式 | 推薦・一般・体験実習型など、学校ごとの方式 |
| 評定・調査書 | 推薦や学力選抜でどう扱われるか |
| 受験科目と配点 | 4科目か5科目か、数学・理科の比重はどうか |
| 倍率 | 学校全体か、学科別か、推薦込みか、学力選抜のみか |
| 学科変更・転科 | 制度の有無、条件、学年、定員、成績条件 |
| 卒業後の進路 | 就職だけでなく、進学・専攻科・大学編入も確認する |
この表は、出願前に親子で一度確認してほしい項目です。
高専受験では、学校名や倍率だけで判断せず、志望学科の中身、入試方式、調査書の扱い、学科変更の条件まで確認しておくと、入学後のミスマッチを減らしやすくなります。
高専選びで怖いのは、受験に落ちることだけではありません
本当に怖いのは、合格したあとに 「思っていた勉強と違った」 「この学科でよかったのかな」 「普通高校にしておけばよかったのかも」 と感じてしまうことです。
高専は5年一貫で専門分野を学ぶ進路です。 転科やコース変更の制度がある学校もありますが、成績や定員、学校ごとの条件があり、簡単に変えられるとは限りません。
だからこそ、出願前に、本人の興味、学科の中身、今の学力、評定、入試方式、倍率の中身を一度整理しておくことが大切です。
高専受験に詳しい専門家に無料で相談できるサービスもあります。 受験校・学科の選び方・今の成績でどう対策するかを、まず相談だけでも活用してみてください。
高専受験について、無料で相談してみる →参考にしたい公式情報
高専の制度や学科、入試方式は学校ごとに異なります。 この記事を読んで高専が気になった場合は、必ず公式情報も確認してください。
- 文部科学省|高等専門学校(高専)について
- 国立高等専門学校機構
- 和歌山工業高等専門学校
- 和歌山高専|学科紹介(※環境都市工学科・電気情報工学科の詳細はこちらから確認してください)
※募集要項、推薦条件、受験科目、転科・コース変更、進学実績、倍率などは年度によって変わる可能性があります。必ず志望校の最新情報をご確認ください。
まとめ|高専は数字で見ても魅力的。ただし、最後は「合うかどうか」です
高専は、数字で見ても魅力のある進路です。
- 全国の国公私立高専は58校
- 中学卒業後からの5年一貫教育
- 本科卒業後は就職が約6割、進学が約4割
- 就職率は例年ほぼ100%
- 求人倍率は20倍超
- 令和7年度の国立高専全体の志願倍率は1.41倍
- 令和7年度の学力選抜のみの実質倍率は1.85倍
こうした数字を見ると、高専が「就職に強い」「専門性を身につけやすい」と言われる理由は分かります。
ただし、数字が良いからといって、全員に合うわけではありません。 高専は、普通高校とは違い、5年間で専門分野を学ぶ進路です。 学科によって学ぶ内容も、将来の方向も、必要な力も変わります。
イメージだけで決める前に確認しましょう
「就職に強そう」「大学受験がなさそうで楽そう」「ゲームを作りたいから情報系」「パソコンを触れそうだから楽しそう」
こうしたイメージだけで決めるのではなく、出願前に数字・公式情報・学科の中身をしっかり確認することが大切です。
高専は就職に強いという数字だけで見ていました。
でも、学科の中身や5年間学び続けられるかまで見ないといけないんですね。
なんとなく高専、ではなくて、自分が何を勉強したいのかを考えてから決めたいです。
それで大丈夫です。
数字はとても大切です。ただし、数字は「判断材料」であって、最後に見るべきなのは本人との相性です。
焦らず、必要な情報をそろえて、親子で納得できる選択をしていきましょう。
数字、制度、学科の中身、本人の気持ちを順番に確認すれば、ただ不安になるだけではなく、親子で話し合えそうです。
迷っているなら、まず一度相談してみてください
高専を検討しているけれど、うちの子に合うのか、志望学科の中身を親子でどう確認すればいいのか——こうした悩みを、高専受験の専門家に無料で相談できるサービスがあります。 受験校・学科の選び方・今の成績での対策まで、まず相談だけでも活用してみてください。
※相談は無料です。受付・詳細条件は提供元サービスの最新情報をご確認ください。
